2009年07月22日

■不況の副産物、増えるストリートの物乞い

■不況の副産物、増えるストリートの物乞い
 
 地下鉄の車両を渡り歩き物乞いをする人々は、NYでは当たり前の一風景です。私もウォールストリートから4、5番線に乗り込むと帰宅時間のサラリーマンを狙ってか決まって物乞いの男性を見かけます。しかし、これだけ景気が悪いと物乞いの方々の数が増えてまいりましたね。最初は黒人の方が多かったのですが、子供を引き連れた黒人女性やラテン系の女性に加え、まん丸と太った白人の女性まで登場してきました。しかも、最近では朝のラッシュアワーに車両を練り歩く物乞いの女性まで現れる始末です。朝のボーッとした頭に、白人女性特有の金切り声が鋭角的に刺さるんですよ。午前7時過ぎに走る地下鉄で物乞いするなんて、よっぽど切羽詰まっているんでしょう。早朝のラッシュアワー時なせいか乗客のご機嫌がよろしくないこともあり、周って来るホームレスの女性のプラスチック・コップにお金を落とす人々はほとんどいないのですが・・・。彼女の努力は報われていないように見えます。 

↓最近は若い人のホームレスが増えてきましたね。
clip_20090722_09.JPG

 地下鉄やストリートだけでなく、最近の物乞いは携帯電話まで駆使します。私の知り合いのミュージシャンがある週末に電話をかけてきました。今何しているのかとたずねられ、これから友人とSohoに出かけると答えますと「I’ll be there, lets’ meet up」と言うので、適当な時間に落ち合うこととなりました。友人とおしゃべりしながら、気に入った店に立ち寄りながら歩いていたので、彼に伝えた時間をまわってしまったのですね。携帯が鳴って取り出すと、やはり彼。あと15分くらいで到着すると伝え、BroadwayとPrinceに向かいます。はたして、彼はコーナーにあるPradaのフラッグストアのウィンドーに腰掛けておりました。頬を合わせて挨拶し、お茶でもしようかと話していたところ、私と一緒に歩いてきた友人がちょっと離れたのですね。すると、Sohoで私を待っていた方の友人は「Can I borrow some money?」と聞くではありませんか!しかも「10 , or even 5 bucks will be fine」とみすぼらしく哀願してきたのですよ。また言い訳が図抜けてます。「I bought foods for my unemployed friend」、「my bag was stolen and I lost my wallet, watch, cards…everything」と二転三転して一貫性がまるでありません。施しをしてあげるほどお金のない私ですが、このときばかりは20ドル渡して「Never ask me cash again」と約束させましたが、今考えれば彼の思うツボだったかもしれませんねぇ。反省しきりです。

↓ミュージシャンに、渇いた風が吹き付ける・・・のでしょうか。
clip_20090722_10.JPG
posted by mori at 10:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■世界で一番、肥満成人が多い国は?

■世界で一番、肥満成人が多い国は?

 先日、5thアベニューでウィンドー・ショッピングをして唖然としました・・・。仕事にも遊びにもOKなカーゴ・パンツを見つけて試着しようとしたのですが、店員一番小さなサイズがサイズ2だったのですよ。試着するまでもなく、日本ですとサイズMより若干大きいのではないかと思われ即却下です。本当にニューヨークで日本人サイズの服を見つけることは難しい。ただでさえ気に入った服を見つけることが容易ではないのに、本当に困ってしまいます。

 アメリカ人に肥満が多いことは、ニューヨーク市議会や他の州政府などが炭酸飲料への課税が議論されるとおりで百も承知でございますが、気になって思わずググッてしまいました。2007年に発表されたWHOの統計では、世界の人口66億人中で24%もの肥満成人がいたそうです。成人と言っても15歳以上ですが・・・驚きの数字ですよね。向こう10年間でこの割合が2倍の40%を超えるという統計もあり、驚愕しきりでございます。

↓別の調査での肥満成人率、先進国では米国が圧倒的な1位に君臨です。
clip_20090722_07.JPG

 ちなみにWHOの調査で堂々の1位を獲得した国は、ナウル。Wikiによるとナウルは太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁の共和国でございます。体格の良い女性が美人とされる太平洋地域ですから、むべなるかな、でございます。続いてパラオ、サモア、クック・アイランドやトンガなどミクロネシア地域の国々が上位を独占してましたが、そのなかで米国が9位にランクインしておりました。人口に占める肥満指数の高い人々が何と74.1%に達するそうです。先進国ではぶっちぎりで、オーストラリアが21位、イギリスが28位に並ぶ程度でした。バターとワインの国、フランスは194カ国中128位と意外な位置にいましたね。そして、わが国日本はと言いますと・・・163位で22.6%でございました!韓国の123位、中国の148位よりグンと低いのです。さらに付け加えますと、飢餓に苦しむ民衆の存在が問題視されている北朝鮮ですら、132位でした。民族間紛争に苦しむ177位のソマリアや183位のルワンダに近いんですね・・・。日本人がスリムであることは有名ですが、まさらここまで痩せ型で溢れた国だとは思いませんでした。日本食がいかに健康なのかが、痛烈に表してくれる結果に目が丸くなってしまいましたよ。

↓痩せ過ぎも不健康でよくありません、バランスが大事ですね。
clip_20090722_08.JPG
posted by mori at 10:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Meat Packingの隠れ家で、Rendezvous

■Meat Packingの隠れ家で、Rendezvous

 インド系の方のバースデー・パーティーの続きでございます。期待外れに終わったBagatelleでのディナーの後は隣にある「Kiss and fly www.kissandflyclub.com」へ移動かと思いきや、主賓が私を含めた招待客を集めてバスルームがある方向へ誘導するではありませんか。はてなと思いつつついて行くと、彼は悠然とバスルームを通り過ぎ非常扉を開きます。仄暗い階段を降りていって驚きました!!ビクトリア調にオリエンタル・テイストが加味されたような優美な空間が広がっていたのですよ〜。タバコの細長い煙と気だるい旋律が似合いそうなこのラウンジの名前は、RDV―Rendezvous。恭しくウェイターが持ち込んだシャンパンが、宴のはじまりを告げます。1階のフロアとは全く異なるクラシック・モダンなムードで頂くシャンパンは、1口で軽くめまいを感じるような陶酔感をもたらしてくれました。思わずオレンジジュースを足して、ミモザにしちゃいましたよ。

↓RDV。夜更けに訪れると思わず眩惑されそうになります。
clip_20090722_05.JPG

 シャンパンの後は、クランベリーとオレンジジュースを伴ってGrey Gooseの登場です。フレンチのこのウォッカ、ステータス・シンボルという事情もあって夜のシーンでは絶大な人気を誇りますが、RDVで出されますと、これまた格別ですね〜。座ると沈んでしまうソファにゆったり座ってグラスを傾けていますと、とっても贅沢な気分に浸れます。DJがKid Cudiの「Day and night」にチューンを合わせても、立ち上がって踊ることもなくウォッカに身を委ねてしまいました。おそらくボトルを下ろすのに300ドルは下らないかと思いますが、自分の誕生日に気の置けない仲間を集めて飲むには最高の場所ですよ!Jamie Foxxの「Blame it on the alcohol」の歌が聞きながら、酩酊してしまいたいです・・・。

 ちなみにこのRDV、前述いたしました「Kiss and Fly」とリンクしていたりも。ラウンジで美酒に酔いしれた後は、こちらでハウス・ミュージックの洪水に巻き込まれるのもいいですね。

↓Kiss and Fly。細長い店内の入口には、鳥かごが据えられてます。
clip_20090722_06.JPG
posted by mori at 10:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Bagatelleでお誕生日パーティー

■Bagatelleでお誕生日パーティー

 インド系の友人のお誕生日に招かれて、目指すはMeatpacking Districtでございます。何と今回のお誕生日会はディナーパーティーから始めるということで、開始時間は午後10時30分からでした。一緒に行く予定のスタイリストの仕事が遅くなったので、午後11時半をまわった頃に到着。13丁目の9aveを超えハドソン川へ直進していくと、左側にまばゆい光が見てきます。吹きさらしになっているお店から、真っ白な内装に反射してライトがストリートにこぼれているのが目印。フレンチ・レストラン「Bagatelle http://www.bistrotbagatelle.com/」の入口に立つ黒いスーツに身を固めたドアマンに招待客だと伝え中に入ると、皆さんディナーの真っ最中でした。

 今回の主賓がミュージシャンとあって、テーブルを埋め尽くす人々はedgeが利いた人々ばかりです。まず主賓は、ジェリーアフロをたなびかせKanye Westよろしくチェックのシャツにゴールドのスタジャンを合わせるという離れ技を披露。彼の周囲を囲む女性陣にも手のひらサイズの花が挿さっていたりレースが飛んでいたり・・・そうかと思うと、最近なぜかカムバックしている肩パット+ハイウェスト極太ベルトで80‘sルック・ミレニアム版でキメた女性がいたり・・・。見ているだけで厭きません!!

↓金のジャンパーが眩しい!!蝶ネクタイとおソロで。
clip_20090722_03.JPG

 NY屈指のフレンチを提供するダニエル出身のシェフの店とあって、食事の見栄えなど楽しみにしていたのですが、料理はいたってアメリカンでしたね。恐らくプロモーターが手配したお試しコースと見られ、グリルド・チキンやらグリルド・サーモンにオニオン・リングやフレンチフライが大皿にこんもりと盛られていただけで、簡素な味気も素っ気もない食事でございました。私は既に軽く食べていたので、箸ならぬフォークは全く動かず・・・しかもすすめられて一口サーモンをかじったものの、味付けが淡白過ぎて塩コショウが必要な有様でした。招かれて文句を言ってはいけませんが、バースデー・ディナーを催すほどの意味があったのかは分かりません・・・・。

 また夜が更けるにつれて音楽のボリュームが上がっていくのも、おしゃべりの妨げになって耳障りで・・・。Barカウンターではスラリとしたモデル風の女性が踊っていたり、ニューヨーク風ambienceに包まれてはいますが、合計数百ドル払って食事を楽しみたい場所かいわれればNOと答えざるを得ないお店でした。
 
↓Bagatelle。Chicと言われればそうなんですが・・・。
clip_20090722_04.JPG
posted by mori at 10:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Griffinでチャリティ・パーティも、募金額はトホホ

■Griffinでチャリティ・パーティも、募金額はトホホ
 
 今年も、初夏の訪れとともにチャリティのシーズンがキックオフしました。セレブリティが最新のモードをまとって登場しマンハッタンに彩りを与える季節が巡ってきましたが、不況のど真ん中にあって華やぎはトーンダウンしているようですね。以前にミートパッキング・ディストリクトにある「The Griffin www.clubplanet.com/Venues/84178/New-York/Griffin」にて開催されたパーティも、不況の色がにじみ出ていました。

 伝説の音楽グループFugeesメンバー、Wyclif Jeaの妹Melkey Jeanが主催したKarma Foundationの「The 2nd Annual Geminis Give Back」のレッド・カーペットには、Melkeyをはじめ、ウォルターライト級世界チャンピオンのAndre Bertoや女優のLynn Whitfieldが登場。ハイチで貧困に喘ぐ女性と子供を支援する同財団のチャリティ・イベントは2回目を数える今回、共催にもラム酒ブランドのマリブやビタミン飲料のブラスト・ビタミンなど5ブランドが名を連ね、花を添えてはいたのです。しかし・・・                      
                        
↓ The Griffin、豪華絢爛なシャンデリアが眩しい
clip_20090722_01.JPG
 
 いざ募金となると、話は別問題でした。Carma Foundationも不況を考慮して、募金集めにひと工夫を施してはいたのです。ソーシャル・ネットワーク・サイトのフェイスブックを通じて送った最初の招待状には、「最初に100ドル献金した50名にVIP Carmaギフトバッグ、最初に50ドル献金した25名にCarmaギフトバッグを進呈」と示していました。ところが、開催当日に再送された招待状アップデート版では、500ドル以上の献金で「アブソルート・ウォッカやマリブなどからボトル1本、ペリエ1本、葉巻、ハバナ料理、VIPギフトバッグ」、100ドル以上なら「ボトル1本、ハバナ料理、VIPギフトバッグ」を進呈すると明記されていたのです。最低50ドルからでも「ギフトバッグとハバナ料理」を受け取ることが可能とするなど、募金へのインセンティブが高められていましたた。

 いざパーティに到着した私は、募金によって受け取る景品のことを忘れ20ドルを支払ったんですよ。すると受付カウンターに立つ女性から、「景品と交換できるチケットには30ドル必要ですが」と断られてしまったんですよね。そこでフェイスブックに書かれた内容を思い出し、「景品はいらないんですけど」と返答したものの、相手は一歩も引かず。押し問答となったところで友人が自分の分として10ドルを支払い合計で30ドルに達したところで、ようやくフロアへ通されました。

 ここでふと気がついたのですよ。確かフェイスブックには「50ドル以上」と書かれていたはず。ところが今回、開場で景品を受け取る最低募金額は30ドルへ引き下げられていたことになります。ニューヨーク市の失業率が9%に達し約33年ぶりの急伸を示現してしまった状況を反映したのか、募金のために開いた財布から50ドルが出てこないことが多かったみたいです。

 バースデイ・シャウトアウトではMelkeyが壇上に上がり、感謝の意と共に「バーカウンターでのドリンク売上のうち25%が募金として寄付されます」と明かした。それでも後日、関係者に聞くと「募金総額は1.3万ドルで目標金額の2万ドルには遠く及ばなかった」とか。ドリンク1杯につき16ドルとかなり高額なプライスを設定したにも関わらず、目標額を達成できなかったとは意外でした。ニューヨークではようやく夏が訪れましたが、チャリティ団体には冬の時代が到来したようです。

↓誇らしげに募金集計を発表してしまいたが、目標に届かず残念!
clip_20090722_02.JPG
posted by mori at 10:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

■着信・着メール拒否に思うNY事情

■着信・着メール拒否に思うNY事情

NYのナイトシーンで、砂の数ほどの方々とお会いして来ました。そのなかでも腹を割って話ができる方々は一握り。親友と呼べる方々は、片手以下です。で、彼らが実にSociialiteなんですよね。私の親友はそろいもそろって気さくで社交的で、初めて会った男性・女性問わず印象を残さずにはいられない。露出やスキャンダルで名を馳せたParis Hiltonも真っ青の、正統派Soclialiteと言えるでしょう。彼らと一緒におりますと必然的に、初対面の方とも電話番号を交換することになります。大抵は問題なく終わりますが、たまにこれがトラブルの素に・・・。電話してくる側は悪気があるわけではないのですが、NYパーティータイムで電話をかけてくることがあるのですよ・・・例えば宴が最高潮に達しつつある午前1時過ぎですとか。大抵は留守電に、「Where are you now?I’m at ○○・・ Come through!!」
という他愛もないメッセージが残っていたり。週末であれば問題はないのですが、これが平日の夜中にかかってくることがあるんですよね。安眠の最中、頭上から冷や水を浴びせかけられるようなものです。週末に出かけた先で知り合った方々とあいえ、初めて出会った相手でも同じ穴の狢と思われるんでしょうね。眠らない街NYの弊害ですな。

↓私が持つTreoは700ですが、iphoneとあんまり大きさは変わらないんですね。
clip_20090714_11.JPG

 思いがけない夜中の電話はバイブレーションにしていれば問題はないのですが、ある日を境に見知らぬ間違い電話が相次いで、かなり困ったことがありました。スペイン語で何やらまくしたて、「Wrong number」と断ってもしつこくかかってくるのですよ。大体同じ番号なので、着信拒否を設定しようと愛用のTreoの機能を隅から隅までチェック・・・しかし、着信拒否設定がない!!!日本なら携帯の機能に備わってますよね。NYみたいなよそ者だらけの街で、この機能がないなんて、驚きました・・・。仕方ないのでググってみますとLightWavやCall Blockなどのアプリケーションが検索されましたが、これをダウンロードしなければいけないのですよ。しかし、よく読んでみるとアプリケーションを削除できなかったりするらしく、非常に面倒で。しかも私のTrep、もう2年半以上も持っているので老朽化著しく、何かあって他の機種に変更する羽目になると元も子もありません。ただでさえCarrierのVerizon、docomoと同じでオサレな携帯が少ないんですもの・・・。仕方なくVerizonストアにもって行きますと、「Call customer service」とすげなく帰されてしまいました。もぉぉぉぉ、Verizonって冷たいです。まぁVerizonだけでなく他のCarrierもプライバシー問題でOTCで処理してくれないのかもしれませんが。設定はカスタマーサービスで何とかできましたが、オペレーターにつながるまで時間が掛かりますし面倒でした。何とかならないですかね。

↓Verizon Sucksと言いたくなるのも、むべなるかな。
clip_20090714_12.JPG
posted by mori at 10:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■日本でまもなく公開、「He’s just not that into you」に見る勘違いスパイラル

■日本でまもなく公開、「He’s just not that into you」に見る勘違いスパイラル
 
 トップスター・アンサンブルの恋愛コメディ「He’s just not that into you www.imdb.com/title/tt1001508/」、現代の米国恋愛事情の縮図を描いてましたね〜。コメディというにはシュール過ぎる場面もありましたが、なかなかソウルメイトに出会えず孤軍奮闘するシングル女性を筆頭に、大学卒業と共に結婚に至ったもののすれ違いの夫婦、10年間連れ添った同棲中のカップルなどが登場し、彼らの悩みや日常を通じて現在の男女の姿が浮かび上がって来ます。なかなかリアルな作品でした。冒頭のシーンは大爆笑モノですよ。公園の砂場で小さな女の子が遊んでいるところへ、同じ年くらいの男の子が女の子に砂を浴びせ「Because you smell like dog poo 」と悪口まで投げかけます。女の子は泣きながら、そばにいた母親へ「Why does he do that?」とたずねると、母親は「男の子は好きな女の子に素直になれないものよ」と返すのですが、ここで「We are all programmed to believe that if a guy acts like a total jerk that means he likes you.」という注釈が入ります。シングルの女性は、母親の優しい言葉がよって勘違いと過ちを犯していくのですが、これがおかしくっておかしくって・・・。原作がSATCの脚本家と聞いて、納得でした。

↓主人公(一番左)はデート相手から連絡を待つのですが、大抵は空振りに終わります。
clip_20090714_09.JPG

 このシングル女性、デート相手と出会ったBARに出向いて、一度デートしただけの彼を待ち伏せまでしちゃいました。すさまじい執念です。ひょんなことからBarのオーナーに話しかけられても、「Expecting someone」と言っちゃうところが、痛いのなんのって。Barのオーナーがデート相手の親友だったことが分かり、オーナーに「He is just not that into you.
」と諭されて彼女の勘違いにようやくブレーキが掛かるかと思いきや、優しく彼女にアドバイスするこのオーナーに今度は大勘違いする始末。映画「Some kind of wonderful」を観て、「I get it!」と会社の同僚に説明しちゃうんですよね。Barのオーナーは映画のように自分が好きなのに、あえて気持ちを押し殺してアドバイスしていると。ここまで暴走してくれると、気持ちいいですね。

 また同棲10年の女性が年下の妹のウェディングの花嫁付添い人のドレスを寸法しているときには、周りからアル・パチーノのようにシングルで素晴らしい生活を謳歌していると指摘され、「Am I... will I be Al Pacino in this scenario」なんて呟く場面も途方にくれる女性心理を突いてます。この作品は評価が高い作品とは言えませんし、私も手放しで褒めたくなりませんが、日米の恋愛模様、特に女性心理を比較するのにはもってこいではないでしょうか。

↓Barのオーナーにアドバイスを受ける主人公。これが勘違いのきっかけに。
clip_20090714_10.JPG
posted by mori at 10:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■ストレンジャーが教えてくれたNYの空、七変化

■ストレンジャーが教えてくれたNYの空、七変化

 ipodを聴きながらPark avenueを北上し、散歩がてら帰宅していたある夜。白人の方が「Do you have time?」と話しかけてきました。時間を教えようと時計を見やると、白人の方が声を潜め「A weired man with some plastic bags is following you」と教えてくれたのです。はっと気がついて後ろをみると、ビニール袋を提げた男性が横目でこちらを見ながら去っていく姿が見えました。くわばらくわばら・・・。ipodを聴いて歩いていますと、音楽あるいは自分の世界にトリップしてしまうため周囲の状況に気づかなかったりするんですよね。金目のものを持っていたわけではなかったのですが、もしかしたら強盗だったかもしれないと思うと恐ろしくなり、この白人の方にありったけの感謝の言葉を差し上げたことは言うまでもありません。ヨガの先生をしていて、ニューヨークには彼が勤務する高級ジムEquinoxのミーティングで訪れたというこの白人の方、しばらく一緒に歩きながら、ふと空を見上げ「Oh look, Mammatus clouds」と指差しました。顔を上げると夕日が沈む前のグラデーションが美しい空に、ふっくらとした雲の塊がぽつりぽつりと浮かんでおります。何でも、Cumulonimbus Clouds=入道雲の変形で、夕立など天気の変化によって出来上がる特別な雲なんですって。写真を撮る彼につられ、私もカメラを取り出してシャッターを押します。

↓ビルの間を駆け抜けるMammatus clouds。幻想的なNYの一風景。
clip_20090714_07.JPG

 数ブロック一緒に歩いてくれた白人の方は不振人物がいなくなったことを確認した後、手を差し出し別れを告げて去っていきました。彼のおかげで命拾い(?)したかもしれないと思うと、感謝してもし切れません・・・その上、たまに空を見上げる楽しみまで教えてもらえて本当にラッキーでしたよ。

 同じ週の週末。通り雨にたたられた地下鉄の駅にもぐりこんだ後にGrand Centralを抜けると、幸い雨は上がっておりました。ふと空を見上げると、ビルとビルの間に七色の虹が掛かっているではありませんか!!虹を見たのは久しぶりです・・・。「オズの魔法使い」の名曲、「Over the rainbow」が頭を駆け巡ったことは言うまでもありません・・・。日本には「雨降って地固まる」ということわざがありますが、雨降って虹が現れると、「Over the rainbow」の歌詞どおり青い鳥が飛んでいく彼方に夢が叶う場所がある気がしてきますね。

↓摩天楼にかかる虹が、自然と文明の架け橋になってくれているようです。
clip_20090714_08.JPG
posted by mori at 10:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Fashion FortyでOne for the road。

■Fashion FortyでOne for the road。
 
 7thアベニューでファッション関係の会社に勤めるアメリカ人の女性と、One for the roadとしゃれ込み、出かけた先は「Fashion Forty www.fashion40lounge.com」。その名の通り40丁目にあります。7thアベニューはデザイナー養成学校で有名な「Parsons School of Design」があるますし、ストリートに掲げられている看板にも「Fashion avenue」と描かれている通りアパレル関連のオフィスが並ぶのですよ。40丁目であればオフィスがある友人だけでなく、私にとってもウォールストリートから2番線でひとっ飛びですから、場所柄都合が良いのです。ただしタイムズスクエア周辺なので出口を間違えると人混みを掻き分けなければならず、非常に面倒な思いをしますが・・・。

 夏が到来し日没が午後8時半以降というNY。地下鉄を降りた後、ビルの間から差す西日を受けながらお店に向かいます。既に友人は同僚と共にワインを傾けておりました。早速私も、白ワインをオーダー。7月の陽気を楽しみながら、キリっと冷えた白ワインを飲むと清々しいこと限りなしですよね〜。
 
↓明るい日差しを受けながら、皆さんなら何をご所望されます??
clip_20090714_05.JPG

 気さくなアメリカ人らしく、バーテンダーまで交えて仲良く話し込んでおりますと、小腹が空いてきました・・・。Sidekickをポケットから取り出し飼い犬の写真を見せてくれたり、タイムズ・スクエアのど真ん中にあったスーパー・カラオケ・クラブSpotlightが閉店した、との話を教えてくれたバーテンダーの方にメニューを伺い、アペタイザーをオーダー。週の初めとあって軽くおつまみを食べてから帰宅するつもりだったので、皆でシェアできるフマス・プレートに決定。もちろん中東系レストランではないので風味が若干異なりガーリックが利き過ぎのような気がしますが、それもご愛嬌でしょう。しかし中東料理のアペタイザーの定番、フマスがメニューに取り揃えてあるなんていかにもコスモポリタンなニューヨークらしいです。

 白ワインを片手におしゃべりしていたら、いつの間にフマスがあったプレートはキレイに空になってました。そして飲んだワインも5杯は下っておらず・・・。週末にはパーティーで混み合うこのお店、平日はDJがスピンしているとはいえ、落ち着いてお酒を飲めるのでポイント高いです。ワインも一杯7ドルと非常に良心的でしたし、またフラリとミッドタウンで飲みに行くとき利用したいですね。

↓フマス。飾りつけもキュートで、食欲をそそります。
clip_20090714_06.JPG
posted by mori at 10:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Wolfgang’s Stakehouseでお姫様とディナー

■Wolfgang’s Stakehouseでお姫様とディナー

 トリニダード系の友人に連れられて、「Wolfgang’s Stakehouse wolfgangssteakhouse.com」へ出かけて参りました。個人的に、アメリカのあのパサパサした脂肪に欠ける牛肉は口に合わないので、ステーキ・レストランに足が向きませんから近所に住んでいながらPark Aveの店の扉を開くのは初めてです。モロッコ人の友人が既に到着しているとの言葉を背中で聞きながら、Tシャツとジーンズというラフな格好で入っていきますと、店の奥に3人の女性と一人の中年の紳士が座っておりました。はじめましてと自己紹介した段階になって、ビックリ。一番の奥に座っていた金髪の愛らしい20代前半と思われる女性の名前はLalla。Lallaという名前、モロッコではPrincessを意味するのですよ。彼女のお母様がモロッコの王族の姫君だったために、イタリア人の貴族出身のお父様がいらっしゃってもプリンセスの称号を有していたのですね。ちなみにボディガードかお付きの人かとと思われた私の横に座る中年の紳士の方が、お父様でいらっしゃいました。

↓Wolfgang‘s、日本の皆様もよく接待で使われるのでは?
clip_20090714_03.JPG

 ディナーの席はPrincess Lalla、お父様のイタリア人、お父様のパートナーのモロッコ人などなど、米国に在住していない方々ばかり。なので話題は就任100日を過ぎた後にも関わらず、なぜオバマ米大統領が誕生したのか、に集中しておりました。口火を切ったのは、お父様です、「I hadn’t come to US because of Bush」と言われたとおり、イタリア人とはいえすっかりイスラム教の国モロッコに染まったお父様、Bush政権の8年間は米国の土を踏む気になれなかったとか。Princess Lallaも利発そうなはしばみ色の瞳を輝かせ、NY生活30年で選挙権を有するトリニダード系の友人に、「why it had to be Obama?」と聞いてました。選挙戦略の卓越さを挙げていましたが、彼らは説明を聞いてもなぜヒラリーではいけなかったのか、という点では納得していなかったようでした。トリニダード系の友人の分析不足というより、彼自身も「気」に押された部分が大きかったので説明し切れなかったんでしょうね。しかし米国以外の人々には、依然として「なぜオバマだったのか」という点は謎のようです。歓迎できる変化なだけに、もっと深い理由を知りたいのでしょうか。

↓モロッコ人の皆様が食したステーキはWelldone中のWelldoneでした。
clip_20090714_04.JPG
posted by mori at 10:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。