2009年03月31日

■女性へのマナーと草食系男性

■女性へのマナーと草食系男性

 日本の株式トレーダーの方から、「誰でもできる女性へのマナー10か条」を頂きました。メールを開いて不思議に思ったのですが、優しくて温和だけど、男としての気概がない「草食系男性」が増加中である現在、こんな10か条を読む奇特な方なんでいるのか、不思議に思った次第でございます。10か条は、以下の通り。

1.歩道では常に外側を歩く
女性と共に歩道を歩く時は、自動車の跳ね水や、自動車などとの接触リスクを少しでも回避するため、常に自分が外側、女性を内側にして歩く。女性はその配慮に気がつかないかもしれないが、それはそれでOK。もし聞かれたら、その時は、さり気なく理由を答えれば良い。

2.最初に女性を座らせる
形式ばったやり方だと男性が女性の座る椅子を引いて、「どうぞお座り下さい」と案内するところまでやるのだが、それではあまりにもお行儀が過ぎるというもの。かえって女性が身構えてしまうし、気恥ずかしさを覚えるかもしれない。さりげなく、女性が最初に座るように気づかえば良い。もし「私が座るのを待ってるのかしら」と女性が気がつくようなら、例えば自分のコートをかけるなど、別の行動で時間を潰し、女性が自然に座るようにすれば良い。

3.言葉、語彙に気をつける
紳士たるもの、博学で、自分の意見をしっかりと持ち、自分自身の表現方法で会話を行うべき。単に「紳士的」云々というだけでなく、周囲に対して自分の品格(の高さ)を表す機会にもなる。言葉は相手への意思表示の手段だけでなく、自分自身の「身の内」を表す物差しにもなりうることを忘れないように。

4.傘を常に用意しておき、いざと言う時には彼女にさしてあげる
女性との時間の中で、いつ何時雨に降られるかもしれない。天気予報とて確実ではないからだ。突然の雨の中でも「ごく当たり前のように」(あるいは「こんなこともあろうかと」とばかりに)折り畳みの傘を広げ、女性が雨の猛威から逃れるようにする。さり気ない仕草と配慮に、女性は感銘を受けるに違いない。

5.彼女を家まで送り届ける
「家につくまでが遠足です」ではないが、女性との親しいひとときは、相手が安全に自宅に戻るまでが男性側の責任。

6.ジャケットを差し出す
天候が悪化するなどで不意に寒くなる場合もある。せっかく女性が着飾ってくれたのは嬉しい話だが、このままでは風邪を引くかも……と感じたら、すぐに自分のジャケットを女性に差し出そう。断られるかもしれないが、女性側の身体を気づかうのが優先事項。男性にとって女性への配慮を第一に考えるのが「紳士たる行動」なのだから。

7.他の人に席を譲る
バスや電車などにおいて、自分が席に座れたとしても、ご老体の方や妊婦に席を譲ろう。「良い格好を見せ付けようとしてるだけね」などと女性に勘違いされないよう、一人の時にも常日頃から席を譲る習慣を身につけていれば、ごく自然に行動に移れるはずだ。

8.携帯電話はオフにしておく
お互いが楽しいひと時を過ごしていても、携帯電話の呼び出し音がすべてを台無しにし、現実の世界に引き戻してしまう。女性は(それが理不尽な考えだと分かっていても)「自分より電話口の相手の方が大切なのね」と思ってしまう。携帯電話は電源そのものを落としておき、後にまとめて(留守録などで確認をして)対応するようにしよう。

9.周囲の人に紹介する
女性の存在を自分の周囲に隠していると、女性側としては「孤立している」「隠さなければならないような存在なの?」と不愉快に感じるようになる。道端でばったりと知人に出会っても、隠すことなく女性のことを(簡単で良いので)紹介しよう。

10.ドアを開けて案内する
女性の約9割が「紳士的だ」と思うほどの行為がこれ。非常にシンプルで誰にでもできる、そして受けた女性側も心地よさを感じるに違いない。注意しなければならないのは、あくまでも「さり気なく」先行し、ドアを開けること。付け焼刃でこの行動をとろうとすると、どうしてもぎこちなくなったり、意味も無く急いた仕草を見せて不自然に感じられる。何の気構えも無く、無意識のごとく行うことこそが「紳士たる行動」といえる。

↓ミレニアムは草食系男性の時代なんでしょうか。
clip_20090331_11.JPG

 日本では草食系男性が増加中と言われていますが、米国でもそうなのかもしれません。以前おススメ映画で取り上げた「The 40 Year old Virgin www.imdb.com/title/tt0405422/」などコメディ映画で不動の地位を確立したJudd Apatow監督の一連の作品、私は「Underdog」にフォーカスを当てた作品と評価しました。よく考えれば40歳でまだそんな称号を持つ男性、映画でも「女性を尊重するあまり」筆を下ろしていないと述べていた通り、優しくて温和で押しが弱いのですよ。Apatow氏がプロデューサーを務めた「Forgetting Sarah Marshall www.imdb.com/title/tt0800039/」でも、TV女優の恋人に振られた男性は男性らしからぬ、未練に苛まれるというストーリーでした。こんな心優しきダメ男が登場するコメディが人気を博すということは、USでもこんな男性が身近にいて共感を得やすいからかもしれません。

↓Apatow氏自身は、美人女優を妻に持つ家庭人です。
clip_20090331_12.JPG
posted by mori at 16:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Buddha Barとバスケットボール

■Buddha Barとバスケットボール

 アルゼンチン人の友人のお誘いで、「Buddha Bar www.buddhabarnyc.com」へお出かけです。今回Meat Packingを歩きながら、ワルプルギスの一夜を楽しむために意気揚々と街を闊歩する人が少なくなったことに愕然としました・・・が。不況とはいえ転んでもただでは起きないNY、Barの前では相変わらず入場制限が幅を利かせていて、以前より少なくなったとはいえ、黒山の人だかりができています。到着して友人に電話をかけ、入店を待つ人々を掻き分けて階段を上がりました。そういえば、NYに住み始めて間もない頃に知り合ったアメリカ人から、このお店がParisから上陸する話を聞いたのでした。あれから4年。Buddha Barは着実にMeat Packingの住人としてその地位を確立しています。内装はご覧の通り、西欧が勘違いする東洋のイメージで満ち溢れておりますが・・・・・・・・。

↓おフランスはパリ発のBuddha Bar。ちょっと間違えたコンセプトで溢れてます。
clip_20090331_09.JPG

 Buddha Barの店内は予想外の込み具合で目を丸くしておりますと、1mはあろうかと思われる巨大なVeuve Clicquotのボトルを持って、スーツを着た店員男性が登場です。お誕生日パーティがVIPラウンジの一角で催されていたようで、ボトルに挿された花火も特大だったおかげで、店中に火薬の匂いが立ち込めます。あんなボトルでお誕生日をお祝いしてもらえるなんて、さぞかし気分がいいことでしょう・・・が、鼻につく匂いが数百ドルは下らないドレスに染み付くことは、我慢できない気がします。

 大人たちが小粋にグラスを傾けている様子は、まさにマンハッタンのBARシーンを映し出す鏡のよう・・・と思いに耽っていると、横で踊る白人女性の長い髪が私が口をつけていたグラスには入らんばかりだったのですよ。眉をしかめて髪が落ちなかったかグラスを除くと、一緒にいた友人が「Are you OK?」と聞きながら私の手をとり、まだ半分もウォッカが残るグラスをカウンターに置いたのですね。私が何でグラスをカウンターに戻したか尋ねると、「I thought you didn’t want the drink anymore」ですって。気を利かせてくれたつもりだったんですね。込み合った店内で2人男性の間をこじ開けて割って入ったため、男性諸氏にお詫びを入れると、彼らNCAAのバスケット・トーナメント戦に参加する母校を応援しにペンシルベニア州ピッツバーグやアリゾナ州フェニックス来ていた方々でした。身長が2m近くあったはずで、一人は元NBAの選手で私が一時期大好きだったAnfernee Hardawayとマッチアップした経験もあるとか。Meat PackingのBARでSnobbishな夜を楽しむはずが、バスケットボール談義でのどをつぶす羽目になってしまいました・・・。

↓Anfernee Hardaway。Magicが東京ドームに来た時は、観戦に行きましたよ。
clip_20090331_10.JPG
posted by mori at 16:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■ペルシャのニューイヤー

■ペルシャのニューイヤー

 けたたましい音楽と歌声がストリートから鳴り響き、2日酔いの私の頭を突き刺します。我慢できずに目を覚ますと、パレードが催されていたようですね。あまりの騒々しさに忌々しさを禁じえなかったのですが、春の到来とともに訪れるパレードの季節、マンハッタンに住んでいれば諦めなければいけません。今回は何のパレードかと思ってボサボサの頭をクリップでまとめ、カメラを片手にMadison Avenueへ向かいますと、緑と白と赤の旗が揺れています。「イタリア国旗かなぁ、その割りにはなぜ縦に並んでいないのだろう」と寝ぼけた頭で不思議に思っていますと、行進する人々の手には「Noerouz」という書かれたプラカードが。ペルシャ暦での新年祝賀パレードだったわけです。イランなど中東地域では、太陽が春分の地点を通過する新年が始まるそうですね。実際には3月20日でしたが、年明け初の日曜がパレードの日に当てられたようです。

↓イスラム教徒の方には全くもって不謹慎ですが、法王みたいな装いです。
clip_20090331_07.JPG

 ペルシャ料理と言えば、シチューにケバブと呼ばれる串焼きでしょうか。串焼きにはビーフ、チキン、ラムが使用されますが、ケバブを置くHalal Foodと呼ばれるご飯は、ニューヨーカーのランチの定番ですね。以前ご紹介しましたが、Halal Foodとはイスラム教に法律に則った食べ物の意味があります。これ、油っぽさが玉に瑕ですが、ご飯と一緒に頂くチキン・オーバー・ライスやラム・オーバー・ライスはヨーグルト風味のマヨネーズのようなホワイト・ソース、そして舌も驚くスパイシーなレッド・ソースで頂きますと、1ヶ月に1回は食べたくなるほどハマッてしまうんですよね。私はかつて、3ヶ月ほど毎日食べてました・・・。ツワモノのニューヨーカーは、これを夜遊びの後に楽しみます。私はさすがに、アルコールで傷つけたお腹にこの刺激物は与えられせん・・・。

↓歴史を引き継いでいくのは、子孫である私達の使命とも言えますね。
clip_20090331_08.JPG
posted by mori at 16:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■マンハッタンのBklyn的ハコ、Santosで伝説に遭遇

■マンハッタンのBklyn的ハコ、Santosで伝説に遭遇

 今年に入ってから、20代のアメリカ人の友人から「Let’s go to Santos!!」というメッセージを受け取っていたものの、年初から夜遊びを控えていたこともありお断りし続けておりました。しかしある日、ヘアサロンにてネイリストの女性から「昨日Santosに行ったんですよー、知ってました?毎週金曜はQtipがDJとしてまわしてるんですよ!!」と聞いて唖然。Qtipと言えば綿棒、ではなく1988年に結成された伝説のHip HopグループA Tribe Called Questのメイン・ラッパー。彼の高音でデジタルな声があってこそ、NY出身者で結成されたグループはJazzyなサウンドを強みとするAlternative・Hop Hopとして君臨できたわけです。その彼がDJとして登場しているなんて・・・。早速NYのクラブシーンにて、ネットワークを蜘蛛の巣のように張り巡らすアメリカ人の友人に連絡を取り、連れて行っていただくことになりました。

 午前12時半にお店に到着。既に店の前には行列ができております。友人のツテで行列に並ぶこともなく、チャージも払わずに悠々と入店すると、既にハコはご盛況でございました。

↓年初から噂になっていた店。年齢層は幅広いです。
clip_20090331_05.JPG

 ハート型のミラーボウルが特徴の「Santos http://www.santospartyhouse.com/」。店構えからしてそうでしたけど、店内もマンハッタンの大きなハコというよりは、BrooklynにあるHip Hopのライブハウスのようです。80年代を思わせる大きなスピーカーが並び、VIPテーブルも野球場のようなスタンド形式で、とてもじゃありませんがMeat Packingや27丁目界隈にあるモダンなクラブとは桁違いのストリート感漂う内装です。ドリンクもプラスチック・カップが使われていて、とってもプラクティカル。Qtipがいなかったら、一度で十分かな、と思わせるレイアウトでございました。

 しかし、Qtipがいたので・・・。彼の魔法の手にかかると、オールドスクールもHipに仕上がります。久々に口にしたアルコールも効いて、大はしゃぎしてしまいました。その夜は、これだけで終わらず・・・。友人の計らいで、VIPルームの奥のDJカウンターでQtipとご対面できました☆おまけにその夜は、A Tribe Called QuestのDJだったAli、そしてお懐かしいSkid Rowのボーカル、 Sebastian Bachも美女とご登場して・・・。狂喜乱舞の夜となりました。一生忘れません・・。

↓Qtip。10年前にはまさかお会いすることになると露ほども思わず。
clip_20090331_06.JPG
posted by mori at 16:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Big AppleとBig Ben

■Big AppleとBig Ben

 ご存知の通り、ニューヨークは「Big Apple」というニックネームで親しまれています。弊社の私のコラムも「My Big Apple」と名づけましたが、実は「Bridget Jones: The Edge of Reason http://www.imdb.com/title/tt0317198/」にヒントを得たのですよ。Hugh Grant演じるプレイボーイがTVの旅行番組でNYを取り上げた時に、この愛称を彼らしいジョークを交えて紹介したからなんです。ちなみに、なぜ「Big Apple」呼ばれているかご存知ですか?諸説がありますが、ニューオーリンズやカンザスなど南部もジャズマンが隠語で北部を「Apple」と呼んでおり、そのなかでもNYが最も大きかったため、彼らは自らの成功への思いを込めて「Big Apple」と名づけたとか。さらに1924年の2月18日、John J. Fitz Gerald記者がニューヨーク・テレグラフのコラムでこう書いたのですね。「The Big Apple. The dream of every lad that ever threw a leg over a thoroughbred and the goal of all horsemen. There's only one Big Apple. That's New York. =ビッグアップル、サラブレッドにその足をわたしたすべての厩務員の夢、そしてすべての騎手のゴール、それがニューヨーク」。ニューオーリンズで厩務員として働く黒人の言葉からヒントを得て書いたここから、Big Appleの物語が始まったわけです。

↓Twin Towerがあった頃のBig Apple。BAは私のエッセイのタイトルでもあります。
clip_20090331_03.JPG

 Big Appleと異なり、世界の大都市でありながら愛称のない都市があります。東京?確かに東京もないですね。確かアニメの「Akira」で「Neo Tokyo」という名前が出てきましたが、特にニックネームでもなく・・・・。東京と同じく広く世界中で愛されたニックネームを冠していないのは、ロンドンですね。エコノミスト誌が2月に伝えていたところによると、それでも人々は時々に合わせてニックネームを作っていたようです。90年代後半は再開発が進み"Manhattan-on-Thames"と呼ばれ、その後様々な文化が入り交じりテロ事件に見舞われた頃は"Londonistan"に変化。そしてロシアの富豪達がやってくるようになって"Londongrad"になり、足もとは金融危機の煽りで経済的に壊滅したアイスランドの首都をもじって"Reykjavik-on-Thames"と悪口を言われているとか。LDNに10年以上住んでいらっしゃる方に伺ってみると、「聞いたことないなぁ」と一刀両断でしたけどね・・・。

↓ロンドンを象徴するBig Benも、愛称としては役不足?
clip_20090331_04.JPG
posted by mori at 16:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

■ハマンの帽子をかじり、今川焼きに思いを馳せる

■ハマンの帽子をかじり、今川焼きに思いを馳せる

 弊社は、資本協力関係にあるアメリカのETF格付け会社とオフィスを共有しています。そのETF格付け会社の社長がユダヤ人でいらっしゃるのですが、3月9日週の週初に「Everyone help yourself!」と大きな声をオフィスにとどろかせ、私たち日本人グループにもお菓子を振舞ってくれました。その週は「Purim」、プリム祭というユダヤ教の祭日にあたったんです。

 この祭日の起源は紀元前5世紀に遡ります。当時、ペルシア帝国の反ユダヤ主義者がユダヤ人虐殺を画策しました。これをユダヤ人のペルシア王妃と、もう一人のユダヤ人が救いユダヤ人滅亡が阻止されたと言います。長きに亘る迫害の歴史の1ページを振り返るためのお祭り、というわけですね。

↓ハマンの帽子、三角形の形がポンチョ風。
clip_20090318_11.JPG

 プリム祭には、「ハマンタッシェ=ハマンの帽子」と呼ばれるお菓子を作ります。ハマンとは、ユダヤ人虐殺を図った張本人の名前なのですが、この悪人を食べてしまうことでやっつけた、という意味があるのでしょうかね。メキシコ人が被りそうな三角形をしており、サクッとした触感のクッキー生地のなかに、しっとりとしたプラムやストロベリーのジャムが練りこまれています。時にはご家族の好みでチョコレートやクリームを挟み込むこともあるとか。全然形は違いますけど、今川焼きを思い出してしまいました・・・・。よく高校時代の放課後、JR三宮駅の駅構内にある今川焼きスタンドに行ったものです。ハマンの帽子をかじりつつ、心は今川焼きのモチモチ感に思いを馳せてしまいました・・・。

↓今川焼き、カスタードが最高でしたね。
clip_20090318_12.JPG
posted by mori at 14:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■シックなひと時を味わえる、Bocca

■シックなひと時を味わえる、Bocca

 NYのHipなレストランと言えば、会話するのにテーブルで討論会さながら叫び合わなければ用を成さない、というのが通説です。しかし、本日ご紹介するレストランは、大人が追及するリュクスなディナーを心ゆくまま堪能できるイタリアン・レストラン、「Bocca  www.boccanyc.com/」。赤い間接照明がまさにRed Light Specialな艶かしいムードで、デート向けに利用したいお店ですね。客層は酸いも甘いも噛み分ける上質の30代から40代が多く、嘴の黄色いアヒルを思わせるような若い層がおりません。もちろん、ワインを傾けながら隣のテーブルの人々を気にせず会話できて、自然とお食事も余裕を持って楽しめます。私、一緒にいた日本からのお客様と、アペタイザーだけで30分以上は味わってました。

↓艶やかなベルベットを思わせる赤い照明が、あなたを誘います。
clip_20090318_09.JPG

 私は基本的にアペタイザー派でメインコースを取らずアペタイザーを2品選ぶほどですし、日本からNYへ到着したばかりのお客様もそんなに食欲がなかったらしく、2品のアペタイザーとパスタを選んだだけでしたが・・・。ムール貝のパスタは3分の1ほど残してしまいました。結構なボリュームだったんですよね。1品16ドルのパスタでしたけど、ムール貝なんて楕円形のお皿の外枠をキレイに飾るほどの数でしたので、お手上げでした。ウェイターの方からは、「お気に召しませんでしたか?」と尋ねられましたが、とんでもない。単にボリュームに完敗しただけです。もちろんワインも美味でしたよ。グラスでオーダーしましたが、舌を滑らかに侵食していく味わいに負けて、少なくとも3杯はお代わりしてしまいました。今となっては思い出せないあのワイン、名前を書きとめて頂ければよかったです・・・。まぁリピーターになるつもりなので、いいんですけどね。

↓ムール貝のパスタは、バジリコが混じったトマトソースで。
clip_20090318_10.JPG
posted by mori at 14:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Cash4Goldの落とし穴。

■Cash4Goldの落とし穴。

 CNBCやケーブルTVをから、とっても目に付くCMが連日流れています。「Cash4Gold」という会社のCMなんですけど、手許にある身につけなくなった金を郵便で投函するだけで、キャッシュがに変えてくれるという内容。体験者として登場する女性が「最初の結婚のときの指輪が、数百ドルもするなんて!」と喜びの声を挙げているのが、何とも現実的と言いますか何と言いますか・・・。黒人の40代男性が力なく「使わなくなった金を郵送するだけ数百ドルのキャッシュに換金してもらえたんだ」なんて語っているシーンでは、妙に納得しちゃいましたけどね。80年代から90年代前半にかけての彼らのステータス・シンボルは、ゴールドでしたからねぇ・・・。Hiphopのスタイルを見れば分かります。あの綱引きみたいなネックレス、肩凝らないのかと心配してしまうほどでしたよ。

↓首を鍛えたいのか、と勘違いしたくなる太さ。
clip_20090318_07.JPG

 金のアクセサリーを郵送するだけでキャッシュを得るなんて、平時なら誰も利用するとは思えなません。しかし、利用している人はいるものですね。調査してますと、すぐに苦情欄が出てきましたよ。一部の方は「300ドルくらいの価値があったのに、19ドルしか払い込まれなかった」というのがありました。「貧すれば窮す」、という言葉がありますが、あまりにお粗末です・・・・。私なら宝飾店で目方を計ってもらって品質を確かめてもらって、そこで買い取ってもらいますけどね。金価格の高騰に目をつけてか、ウォールストリートでも「金買います」の札を掲げた男性を見かけますが、供給する側も増えてきているのでしょうかね。

↓ウォールストリートでも見かける、「金買います」。
clip_20090318_08.JPG
posted by mori at 14:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■America’s Next Top ………Moil in Midtown

■America’s Next Top ………Moil in Midtown

 日本でも放映されてるんでしたっけ?元スーパーモデルでかの有名なスポーツ・イラストレイテッドに黒人として初めて表紙を飾ったTyra Banksがスーパーモデルを発掘する番組、「America’s Next Top Model」。先日NYのミッドタウンで、キャスティング・オーディションが開かれたのですが・・・・まさかまさかの、修羅場と化してしまいました。数百人が列を成す中で、何と「爆弾が仕掛けられる!!」と叫び声が上がり、悲劇は幕を開けたのです。ヒールを履いた若い女性たちが我先に避難しようとすれば、どうなるか・・・。結局6人の女性が負傷する事件に発展してしまいました。結局、爆弾は仕掛けられていなかったのですが、目撃者によると「9・11パート2かと思うくらい、皆パニックだった」とか。

↓Tyra Banks。ご覧のナイスバディでしたが、ファッション界ではNaomi Cambellには勝てず。
clip_20090318_05.JPG

 Fashion disasterという言葉がありますが、まさに最悪の事態となりました。しかしアメリカ人は勝ち上がり型のリアリティ番組が大好きですよね。ANTMをはじめ、American Idol、Top Chef、80年代に人気を博したロックバンドPoisonのフロントマン、Bret Michaelsにいたっては、恋人探しの番組を既に3回にわたって繰り広げています。こうしたリアリティ・ショーでチャンピオンを獲得した方々、それから特に目立った活動はTVで取り上げられたりしないのですが・・・。AIだけは初代優勝者のKelly Clarksonが頑張ってますけどね。時代に流されずセクシー路線に走ったりせず、スキャンダルにもまみれず、まさにAIのroll modelとしてよく活躍している姿は立派です。

↓Kelly Clarkson。新曲は全然「Suck」ではありません。
clip_20090318_06.JPG
posted by mori at 14:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■NYで初胃カメラ体験

■NYで初胃カメラ体験

 先々週に胃痛で病院へ駆け込みましたが、本日は健康診断と合わせ・・・胃カメラです!約5年前に体験してから人生で2度目の胃カメラ検査となりましたが、まさかNYで経験することになるとは・・・・。ドキドキしながら部屋に入ると、ベッドに座らされ日本と同じように喉の局部麻酔薬であるピンク色の液体で、30秒ほど喉の奥でうがいをします。看護婦さんが計ってくれるのですが、30秒もうがいし続けている間に思わず何度か飲み込んでしまうのですよね。苦い味が喉を伝って下っていくのが分かります。仕上げに、霧吹き型の薬を口の中にひと吹き、ふた吹き。クランベリーのような苦くもあり甘さも残る味が口いっぱいに広がって・・・思わず顔をしかめていると、アメリカ人ドクターが「お酒だと思って味わってよ」と笑っていました。

↓昔と比較すると、胃カメラのサイズは小さく飲み込みやすくなったとか。
clip_20090318_03.JPG

 いざ胃カメラを差し込む準備ができたところで、ドクターがヘラのようなもので私の喉の奥を確かめます。思わず顔を吐きそうになると、「だめだ、この患者の喉は繊細だから麻酔かけなきゃ」との声が。そうです。日本では胃カメラを飲み込むのに麻酔掛けませんが、こちらではOKなんですよね。聞くと「モルヒネを近い麻酔薬を利用するのですが、患者は薬のため眩暈や立ちくらみがするので、検査後は最低1時間ベッドで安静にする必要がある」のだそうです。従って、ベッドの数が限られている日本では、麻酔は使用不可になりやすいとか。麻酔なしで慣れているせいか、「日本人のビジネスマンは『ミーティングがあるから、必要ない』とおっしゃられる方が多いんですよ」そうですが・・・・。私はもちろん、麻酔を使用しました。麻酔は注射ではなく、点滴のを打つような形式で行われます。1分もすると、世界がぼわぁっとボヤけてきますが、意識ははっきりしていて、ドクターと看護婦の話す声がきちんと聞こえるんですよね。

 麻酔のおかげで比較的楽に胃カメラを終えましたが、麻酔の後は看護婦さんに言われた通り、副作用として軽い吐き気と頭痛を感じざるを得ませんでした。健康が一番、という事実を痛感する1日となりましたよ。

↓ちなみに健康診断では、約4年ぶりに自分の体重を知りました。
clip_20090318_04.JPG
posted by mori at 14:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

■Forgetting Sarah Marshal…日本語だと風間杜夫風な気が

■Forgetting Sarah Marshal…日本語だと風間杜夫風な気が

 日本でも短期ロードショーに漕ぎ着けた「Forgetting Sarah Marshall www.imdb.com/title/tt0800039/」。邦題は「寝取られ男のラブ・バカンス」だったんですね。これだけ聞きますと、何だか風間杜夫さんの顔が浮かんでしまいますが、案外間違ってないかもしれません・・・。28歳の若手作曲家として主役を張るJason Segelが、似てもなくもないのですよね。困った顔をした時なんて、風間氏のちょっと小心者そうな、それでいて繊細な表情を彷彿とさせます・・・って、この映画はロマンス・コメディでもコメディ色が非常に強い作品ですけどね。既にご案内かもしれませんが、若手作曲家の男性が5年付き合っていたTV女優にフラれた後も傷心は癒されず、義兄に薦められてハワイへ旅立つことで始まります・・・。そこで何と、彼は元彼女と彼女の新たな恋人ロックスターに遭遇し、騒動が巻き起こるというドタバタストーリー。監督はメジャー作品では恐らく初めてメガホンを取ったNicholas Stoller。しかし、この作品が単なるロマコメに終わらなかった理由は、他にあります・・・。

↓NY中に展開された広告も、目を引きました。
clip_20090310_12.JPG

 何とこの作品、Judd Apatowのプロデュース作品なんですよ。彼は「The 40 years old virgin http://www.imdb.com/title/tt0405422/」の監督で知られるとおり、世間で負け組と蔑まれがちなオタクの皆様などに脚光を当てたコメディで全米から大絶賛された人物。おもしろくないわけがありません。伊坂幸太郎をはじめ、多くの作家が日の当たらない人々に焦点を絞ったストーリーを書いておりますが、日米の違いは「完結しないミステリー」か「激笑いコメディ」に昇華するか、この違いに現れていると思いますね。こうした見せ方の違いって、負け組の列に並べられる方々の心理にかなり影響を与えるのではないかと・・・いかがでしょう??

 ちなみに主演のJason Segelは脚本も担当していて、相変わらず一連の作品同様、関係者一同が一丸となって製作したような手作り感満点です。ストーリーの重要な要であるドラキュラ・ミュージカルで主演のJasonが絹のようなテノールを披露するのも圧巻で、なかなか素晴らしいですよ。彼のほか、もちろん俳優にはPaul JuddやJonah Hillなど常連が花を添えます。ただ男性中心のストーリー展開ですので、女性心理や女性自身の描写はかなり大雑把になってますが・・・とにかく男性中心の映画ですので、ご覧になる際には米国でR-18指定だったということをお忘れなく。

↓彼女から別れを切り出された時から、こんなポーズ・・・。
clip_20090310_13.JPG
posted by mori at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■フランス人が選んだ、おフランス料理。

■フランス人が選んだ、おフランス料理。

 フランス人の友人が是非と薦めるので、先々週のある日ミッドタウンは56丁目にあります「Benoit http://www.benoitny.com/」に出かけました。こちらはパリに本店を構える本格フレンチ。NYのお店は2005年にオープンしたかと思われます。まずはワインでも・・・とメニューを見回しましたが、いけません。一緒にいる友人はフランス人なんですが、何とお酒を飲まない方だったのですね。一応相手に敬意を表して改めてお食事メニューを開きますと、私の3大好物であるフォアグラのテリーヌが手をこまねいて私に選ばれるのを待っていました。うーん、フォアグラなんて、数ヶ月ぶりです。本当は胃に良くないのでしょうが、思い切ってオーダーしてしまいました。

↓インテリアは個人的に、色合いがチープな気がします。
clip_20090310_10.JPG

 いつものことながらメインコースをいただくほど満腹になることが苦手な私は、フォアグラで打ち止めです。しかし、愛しのフォアグラ・テリーヌは濃厚さが物足りなくって、ちょっと残念・・・。普段は1人でペロリと平らげてしまうのですが、この日は残してしまいました。友人は舌鼓を打ちながら、滑らかに伸びるフォアグラの風味を堪能してましたけど・・・。で、私はと言えば、彼がアペタイザーとしてオーダーしたエスカルゴに釘付けに!!恐らく、NYで食べたエスカルゴのなかで最もバジリコとガーリックが効いていたのではないでしょうか。エスカルゴだけのために、このお店を訪れても良いかもしれません。ちなみに友人ですが、なぜかBB SLIDERSというミニハンバーガーを選んでました。ううむ、彼の舌はアメリカナイズされてしまって、味覚が落ちてしまったのかもしれませんね。

↓味わいの豊かさは、エスカルゴで一番感じられます。
clip_20090310_11.JPG
posted by mori at 09:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■週末の映画鑑賞にご注意あそばせ

■週末の映画鑑賞にご注意あそばせ

 週末の夜、イタリア人の友人が「Watchman www.imdb.com/title/tt0409459/」 を鑑賞したいと連絡をくれたので映画館へ出かけました。最近NYに引っ越してきたばかりだという友人にどこで映画を見るのか、と尋ねますと「42丁目だよ」と回答するので、時間を把握しているのかと思いきや・・・。時間を質問すると「調べたら1時間に1本の割合で上映してるから、大丈夫」とかなり楽観的です。あまり質問攻めにしても、下調べをしてくれた友人に申し訳ないかな、と思いましてそこで口を挟むはやめにしました・・・・が、道中で雲行きが明らかに暗くなっていたことに気がつきました。だってTimes Squareを横切ろうとするのですもの。あらまぁ・・・。午後8時にチケットなしで今週末封切られた映画を鑑賞しようなんて、渋谷の信号のど真ん中で待ち合わせの相手を見つけるのに等しいほど困難です。

↓Times Squareを選ぶのだけは、やめましょう。
clip_20090310_08.JPG

 友人から「場所を変えて探してみよう」、と提案されましたので今度はダウンタウンの方角へ足を向けることに。テクテク10ブロックほど南下して、34丁目の映画館へ到着しましたが、やはりお目当ての映画「Watchman」は完全にソールドアウトで・・・。やはり週末の映画館はとてもじゃないですが、入場できないですね。イタリア人の友人にとっては予想外の展開だったらしく、シュンとしていましたが、そんな彼に「Lessons learned」なんて声をかけるのもためらわれ・・・。結局彼はバイクの事故でギプスをはめていたこともあり、その夜はすごすごとお互いの家路につきました。皆さん、週末に映画を鑑賞されたい場合は早朝になさるか、もしくは前売りチケットを買っておきましょうね。しかしWatchman、基本的に最近キャリア軟調気味の俳優が出演しているだけなのですが・・・・。さすがアメコミ映画です。製作が「300 www.imdb.com/title/tt0416449/」のスタッフだったことも、アメリカ人のハートに訴えたポイントだったのかもしれませんね。ちなみに全米興行成績では1位を飾りましたが、売上額は5565万ドルと、予想以下に留まりました。

↓日本の皆様、何人の出演者の名前を言えますか?
clip_20090310_09.JPG
posted by mori at 09:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■ABDCは、アメリカンの新しいアルファベット

■ABDCは、アメリカンの新しいアルファベット

 Jackson 5のメンバーだったRandy Jackson、現在は日本でも高視聴率を誇る「American Idol」の審判の役割を担っています。AIで再び脚光を浴びた彼ですが、同じ地位に留まるだけに飽き足らず、自分の看板番組を立ち上げました。その名も「America’s Best Dance Crew」。略してABDCと呼ばれ、今回で3シーズン目を迎える人気番組です。グランド・プライズは100,000ドル!!!ダンサー志望のキッズ達ならずとも、夢のような金額でございます。このABDC、子供ならずともダンス好きのニューヨーカーもはまりまくっている番組。それもそのはずで、大人になってもクラブ遊びが卒業できない理由は、踊るのが大好きなんですよ、この方達・・。好きというより、生活や文化の一部なんですね。

↓Randy Jackson
clip_20090310_06.JPG

 ABDCはチャンピオンを決めるだけではありません。ロサンジェルスにありますダンス・スクール「Lula Washington http://www.lulawashington.com/」のスタジオが、NIKEとLA84によって開始した若者スポーツ支援団体によって改装されました。この設備の改装に、Jackson夫婦が個人として初めて支援協力したのです。アメリカにとって、ダンスはスラム街に住むキッズ達の自己表現の一つ。特に貧困生活から抜け出すための手段として、注目されております。なぜそう言い切れるかといいますと、2000年初めからいわゆる青春ダンス映画がTNTなどキー・ケーブルTVチャンネルで何度となく放映されているのですよ。もちろんサクセス・ストーリー+ラブコメディのミックスです。これが子供に喜ばれないわけがありません。「You got served」、「Step Up」が代表例ですね。主役が必ずUnderdogというのも、こうした映画の定番です。いやRandyが約束した通り、一連のダンス映画を地でいくようなサクセス・ストーリーが紐解かれるのでしょうかね。
 
↓Lula Washington Dance Theater。ここからABDCのチャンピオンが誕生するのでしょうか?
clip_20090310_07.JPG
posted by mori at 09:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■電話回線開通・・・顛末記。

■電話回線開通・・・顛末記。
  
 弊社にシニアストラテジストを迎えることになりまして、電話を新たに設置することになりました。不幸にも弊社は人手不足に陥ってますので、私が電話処理に対応する羽目に・・・羽目というのは、耳障りのよろしくない表現ですが、私は特に電話線やらインターネット回線の接続に力を発揮できるタイプではないのです・・・。従って私にとって問題というより、私を頼らざるを得ない方に申し訳なく・・・。ひとまず余っている電話を持ち出し、接続してはみましたが、案の定つながりません。電話番号割り当て代行会社に電話して、IDだけは変更したのですが・・・。格闘すること数時間、まるで反応はありません。無常にも時間は刻々と過ぎていき、気がついたらランチタイムになっておりました。新しく入られた方はミーティングに入っておりましたし、戻られてもお忙しい方なので・・・孤独な闘いが続きます。

↓電話にしろネットにしろ、開通に苦労はつきもので・・。
clip_20090310_04.JPG

 私の孤独な闘いに付き合っていたのは、電話番号割り当て代行のMarkさん。私が匙を投げそうになった時など、「人を派遣することはできるけど、1時間120ドルかかるんですよ。恐らく電話で私のインストラクション通りに作業をすれば、必ず開通できます」。彼はずっと励ましてくれました。恐らく人を派遣した方が彼にとっても面倒ではなく、会社にとっても小銭が稼げたんでしょうが・・・・。結局、問題はパスワードでした。電話機に「l」とあった文字。皆さんどう思いますか??お互い、これが「L」の小文字だと思ったのですが、「I」だったんですよ・・・分かった時は全身の力が抜けそうになるほど大笑いしちゃいましたけどね。非常に些細な理由で開通ができなかったとはいえ、まあ自分の力のみでインフラ整備ができたことは、わずかながら自分の自信になりました。

↓電話番号割り当て会社のMarkさん、ありがとでした!!
clip_20090310_05.JPG
posted by mori at 09:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

■ワイン販売ライセンス

■ワイン販売ライセンス

 私はいつも、28丁目と3aveにあるリカーストア「Buy Rite」でワインを購入します。その夜も仕事上がり、28丁目駅で降りて赤ワインを求めにやってきました。氷点下で冷えた身体には、赤ワインがじんわりと暖めてくれるのですよね。いつものようにマグナムボトルの赤ワインを選んでキャッシャーに持っていきますと、レジカウンターにカードが置かれておりました。そして店員さんも袋にカードを入れています。手にとって読んでいると、「NY州がワインの販売を合法化しようとしてるんですよ。これは合法化反対キャンペーンの一貫なんです」と店員さんが教えてくれました。

↓黄色い看板が目印のBuy Rite。日曜も開店する珍しいお店。
clip_20090303_11.JPG

 合法化によって、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、そしてデリなどでワインの販売が可能になるそうです。この影響で、町の小売店や酒屋さんは売上の最大8割がワインということもあって、大打撃をこうむるとか。抗議キャンペーンを展開するLast Store on Main Street Coalitionは、小売店の売上が急落するとなれば、店が閉店に追い込まれ閉店すれば失業者を創出する・・・という悪循環が生まれると警鐘を鳴らします。また未成年の飲酒を促進させるほか、飲酒運転を助長すると指摘。不審人物がアルコールを購入する際に、きちんと声を掛けて対応する様子を見ていますと、地域に根ざす町の酒屋さんの存在が町の治安の維持に少なからず貢献しているように思えますので、こうしたお店が消えてしまうのは反対なのですが・・・。スーパーなど大型小売店のロビー活動は相当な資金を投入してるんでしょうし、行く末が気になります。

↓警官が見回る代わりに、店員さんがお客さんを管理している巷の酒屋さん。
clip_20090303_12.JPG
posted by mori at 18:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■カラオケで、懐メロを熱唱する・・・アメリカ人

■カラオケで、懐メロを熱唱する・・・アメリカ人

 金融機関に勤める方に誘っていただいて、カラオケ・レストラン・バーの「Japas 38 www.japas38.com/」へ行って参りました。こちらは名前の通り日系のカラオケバー。入店いたしますとバーで熱唱するアメリカ人が見受けられますが、奥はカラオケボックスが備え付けられて日本人には持って来いですね。指定された部屋の扉を開けますと、既に30人近いアメリカ人の方々に加えて日本人の方も混じってカラオケ大会が開幕しておりました。神戸時代にはインターナショナル・スクールの学生の外国人友達とカラオケに繰り出したことはありますが、こんな大勢のアメリカ人とカラオケするのは多分初めて。ちなみにインターナショナル・スクールの学生達は流暢な関西弁を操る居住者でしたから、カラオケでも金髪碧眼のオーストラリア人が「ガッツだぜ」を拳を挙げながら熱唱してました。口を開けば英語とともに、関西弁がスラスラ流れてきてたものです。

↓ジャパス38のボックス席で、カラオケ大会です。
clip_20090303_09.JPG

 日本人の方とカラオケを行きましても、ついつい年齢的に中森明菜や工藤静香など懐メロが必然的に増えてしまいますが、アメリカ人も同じですね・・・・。Rod StewartやSting、Duran Duranと80'sの曲がズラリと並びました・・・とりわけ盛り上がったのが、Neil Diamondの「Sweet Caroline」!!!69年リリースの曲なのに、これがプレイされるとマイクを握っていた方が自他共に認める同社のコメディアンだっただけに、一斉に「So good So good So good!!」と合唱してましたよ。

 私はというと、MadonnaのLike A Prayerを女性の方と混じって歌ってしまいました。どこの国でも80'sが名曲に溢れた時代であったという証拠ですね。

↓20代後半から40代まで、やっぱり懐メロがお好き。
clip_20090303_10.JPG
posted by mori at 18:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■1年ぶりの再会は、SmartにSlateにて。

■1年ぶりの再会は、SmartにSlateにて。

 メディア関連に勤めるアメリカ人の友人に誘われて、21丁目は5aveと6aveの間にあります「Slate www.slate-ny.com/」へお出かけです。彼の友人のお誕生日パーティと言うわけで招待に預かりました。しかしNY市に850万人以上が住むといわれておりますが、何だかほぼ毎週どなたかの誕生日を祝っている気がいたします。

 仕事が終わってから駆けつけますと、予想に反し友人がカウンターを背にビールを空けています。歩み寄って尋ねると「友達まだ来てないんだよね、6時からって言ってたんだけど」と、首を傾げてました。私もとりあえずビールを頼んで待つことにしましたが、程なく友人が入口に向かって手を挙げてBirthday Boyをこちらへ招いたのですが・・・。

↓カウンターでは、アメリカ流にフラットスクリーンにはスポーツを放映。
clip_20090303_07.JPG

 ラテン系の男性が近づいて私の顔を見るなり、「お会いしたことがありますよね?」と言うので一瞬目を丸くしていまいました。が、すぐに合点が行きました。依然仕事の関係でお会いした方だったのですよ。ほぼ1年ぶりくらいの再会でしたが、彼良く覚えていましたね。連れていらした韓国系の女性も彼と一緒に会ったことがあるらしく、彼が紹介して下さいますと女性も納得され、それからは1年間の距離を埋めるようにお互いの近況を報告し合いました。その間、アメリカ人の友人は目を丸くしておりましたが・・・。世間は狭いものですね。特にNYでもメディアや金融関連ですと、こんなことは珍しくないんですよね。楽しい再会となりました。

 ちなみにこのお店、1階に卓球台が備え付けられてあるんですよ。地下にはビリヤード場があるので、お誕生日会にはピッタリ。客層もほどよく世代が交じり合っていて、なかなかですよ☆

↓階段を降りると、地下にはビリヤード場が広がります。結構広いんですよ。
clip_20090303_08.JPG
posted by mori at 18:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Black History MonthとMorgan Freeman

■Black History MonthとMorgan Freeman

 3月入ってしまったにも関わらず、またもBlack History Monthのお話で恐縮でございます。以前はもう少し頻繁にBHMであることが強調されていたようですが、今年はPRが目立たなかった気がします。個人的な解釈では、黒人大統領がホワイトハウスの主となった今、黒人の虐げられた歴史と地位回復を記念するという意味が薄れてしまったのではないでしょうか。しかもヒスパニックの人口が黒人の人口比率を上回る今、黒人としてのアイデンティティと言うよりも、白人と融合したアメリカ人としてのアイデンティティが生まれてきたのかもしれません。良くも悪くも、アメリカという歴史を背負ってきたのは白人と黒人ですものね。アジア人も独立戦争での中国人、第2次世界大戦での日系アメリカ人などもちろん貢献してきましたが、特に中国系や韓国系は自らのルーツに根ざしたグループの中での人生を選ぶことが多く、どこかアメリカ人と一線を画している気がするのですよ。アジア人が主演する映画やドラマが出てこないのも、そうした事情が一因なのかもしれません。
 
 閑話休題。BHMのお話に戻りますが、ハリウッドを代表するMorgan FreemanはBHMについて、「White History Monthなんてないよね。黒とか白とかラベルを貼ることは人種差別を撤廃する障害になる」と発言していました。黒人から猛反発を受けましたが・・。作家のShelby Steeleも「黒い憂鬱」でAffirmative Actionなどのような制度が黒人の駄目にすると指摘していましたが、時代は変わっています。人種に対する意識も、Changeが波が押し寄せてきたのですかね。

↓名優Morgan Freeman。いつぞやは神様も演じましたね。
clip_20090303_05.JPG

 ところで同じくハリウッドの人間国宝とも言えるClint Eastwoodは、こんな発言で黒人の反感を買いました。Eastwoodいわく、「昔は人種の違いはジョークのネタとして頻繁に使われたものだが、今そんなことをすると人種差別者というレッテルを貼られる」。もちろん人を傷つけるジョークはいけないと思いますが、あまりに人種に敏感になるのも、どうなんでしょうね。Keenen Ivory Wayans監督の「White Chicks http://www.imdb.com/title/tt0381707/」だって、白人女性をある意味差別した作品と批判されてもおかしくないのですが、誰も矛先を向けません。

↓白人男性が黒人女性に扮装したらどうなるんでしょうね・・・。
clip_20090303_06.JPG
posted by mori at 18:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Black to the future、そしてオバマ大統領

■Black to the future、そしてオバマ大統領

 2月は毎年恒例の「Black History Month」でございました。最近あまりTVを観なかったので、つい忘れておりましたね。日曜の昼下がり、柔らかい日の光で眠りから醒め久々にTVをつけますと、音楽関連の専門チャンネルVh1で、「Black to the future」という、番組が流れていたので気が付きました。70年代から始まり、80年代、90年代、そして2000年代と4部構成にて時代を象徴する事件、人、文化を紹介しながら振り返っていたので、ついつい懐かしくって・・・。そのまま延々、4時間も観賞し続けてしまいました。80年代の時には、「オバマ大統領が登場する以前に、ジェシー・ジャクソン師が黒人大統領誕生の布石を築いた」と取り上げていましたが、70年代の時に彼のアフロヘアを紹介していたところが、いかにもVh1です。

↓番組にも登場したJackson師のアフロ時代。キング牧師と公民権運動を闘いました。

clip_20090303_03.JPG

 4部構成の最後には、2000年代が扱われました。もちろん大トリを飾るのは、オバマ大統領。「Yes we can」から、「Yes we did」へ変わった様子を映し出しておりました。出演していた黒人の歌手・俳優・コメディアンが口を揃えて「まさかこんな時代になるなんて」、と感想を洩らしていましたが、その一方でオバマ大統領に対する一筋の不安も、見え隠れする今日この頃です。オバマ大統領の発言が、一部のアメリカ人の間で物議を醸し出しているのですよ。それも、「Michelle and me」という表現が災いしているのですね。正式には「Michelle and I」と言わなければいけない、ということで・・・。文法として間違っているとはいえ、既に口語として通用する表現ですよ。麻生首相の「みぞゆう」なんかと比較すると非常に些細な問題なのですが、マキャベリいわく「君主は軽蔑されてはいけない」。麻生首相の二の舞になるはずはありませんが、経済に回復の日の目がなかなか見られない今、何が不満として吹き出すか分からずちょっと心配です。

↓ブルズ戦を観戦するオバマ大統領。この様子は好意的に報じられてました。
clip_20090303_04.JPG
posted by mori at 18:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。