インド系の方のバースデー・パーティーの続きでございます。期待外れに終わったBagatelleでのディナーの後は隣にある「Kiss and fly www.kissandflyclub.com」へ移動かと思いきや、主賓が私を含めた招待客を集めてバスルームがある方向へ誘導するではありませんか。はてなと思いつつついて行くと、彼は悠然とバスルームを通り過ぎ非常扉を開きます。仄暗い階段を降りていって驚きました!!ビクトリア調にオリエンタル・テイストが加味されたような優美な空間が広がっていたのですよ〜。タバコの細長い煙と気だるい旋律が似合いそうなこのラウンジの名前は、RDV―Rendezvous。恭しくウェイターが持ち込んだシャンパンが、宴のはじまりを告げます。1階のフロアとは全く異なるクラシック・モダンなムードで頂くシャンパンは、1口で軽くめまいを感じるような陶酔感をもたらしてくれました。思わずオレンジジュースを足して、ミモザにしちゃいましたよ。
↓RDV。夜更けに訪れると思わず眩惑されそうになります。
シャンパンの後は、クランベリーとオレンジジュースを伴ってGrey Gooseの登場です。フレンチのこのウォッカ、ステータス・シンボルという事情もあって夜のシーンでは絶大な人気を誇りますが、RDVで出されますと、これまた格別ですね〜。座ると沈んでしまうソファにゆったり座ってグラスを傾けていますと、とっても贅沢な気分に浸れます。DJがKid Cudiの「Day and night」にチューンを合わせても、立ち上がって踊ることもなくウォッカに身を委ねてしまいました。おそらくボトルを下ろすのに300ドルは下らないかと思いますが、自分の誕生日に気の置けない仲間を集めて飲むには最高の場所ですよ!Jamie Foxxの「Blame it on the alcohol」の歌が聞きながら、酩酊してしまいたいです・・・。
ちなみにこのRDV、前述いたしました「Kiss and Fly」とリンクしていたりも。ラウンジで美酒に酔いしれた後は、こちらでハウス・ミュージックの洪水に巻き込まれるのもいいですね。
↓Kiss and Fly。細長い店内の入口には、鳥かごが据えられてます。