2009年07月22日

■不況の副産物、増えるストリートの物乞い

■不況の副産物、増えるストリートの物乞い
 
 地下鉄の車両を渡り歩き物乞いをする人々は、NYでは当たり前の一風景です。私もウォールストリートから4、5番線に乗り込むと帰宅時間のサラリーマンを狙ってか決まって物乞いの男性を見かけます。しかし、これだけ景気が悪いと物乞いの方々の数が増えてまいりましたね。最初は黒人の方が多かったのですが、子供を引き連れた黒人女性やラテン系の女性に加え、まん丸と太った白人の女性まで登場してきました。しかも、最近では朝のラッシュアワーに車両を練り歩く物乞いの女性まで現れる始末です。朝のボーッとした頭に、白人女性特有の金切り声が鋭角的に刺さるんですよ。午前7時過ぎに走る地下鉄で物乞いするなんて、よっぽど切羽詰まっているんでしょう。早朝のラッシュアワー時なせいか乗客のご機嫌がよろしくないこともあり、周って来るホームレスの女性のプラスチック・コップにお金を落とす人々はほとんどいないのですが・・・。彼女の努力は報われていないように見えます。 

↓最近は若い人のホームレスが増えてきましたね。
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 地下鉄やストリートだけでなく、最近の物乞いは携帯電話まで駆使します。私の知り合いのミュージシャンがある週末に電話をかけてきました。今何しているのかとたずねられ、これから友人とSohoに出かけると答えますと「I’ll be there, lets’ meet up」と言うので、適当な時間に落ち合うこととなりました。友人とおしゃべりしながら、気に入った店に立ち寄りながら歩いていたので、彼に伝えた時間をまわってしまったのですね。携帯が鳴って取り出すと、やはり彼。あと15分くらいで到着すると伝え、BroadwayとPrinceに向かいます。はたして、彼はコーナーにあるPradaのフラッグストアのウィンドーに腰掛けておりました。頬を合わせて挨拶し、お茶でもしようかと話していたところ、私と一緒に歩いてきた友人がちょっと離れたのですね。すると、Sohoで私を待っていた方の友人は「Can I borrow some money?」と聞くではありませんか!しかも「10 , or even 5 bucks will be fine」とみすぼらしく哀願してきたのですよ。また言い訳が図抜けてます。「I bought foods for my unemployed friend」、「my bag was stolen and I lost my wallet, watch, cards…everything」と二転三転して一貫性がまるでありません。施しをしてあげるほどお金のない私ですが、このときばかりは20ドル渡して「Never ask me cash again」と約束させましたが、今考えれば彼の思うツボだったかもしれませんねぇ。反省しきりです。

↓ミュージシャンに、渇いた風が吹き付ける・・・のでしょうか。
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posted by mori at 10:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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