2009年07月22日

■不況の副産物、増えるストリートの物乞い

■不況の副産物、増えるストリートの物乞い
 
 地下鉄の車両を渡り歩き物乞いをする人々は、NYでは当たり前の一風景です。私もウォールストリートから4、5番線に乗り込むと帰宅時間のサラリーマンを狙ってか決まって物乞いの男性を見かけます。しかし、これだけ景気が悪いと物乞いの方々の数が増えてまいりましたね。最初は黒人の方が多かったのですが、子供を引き連れた黒人女性やラテン系の女性に加え、まん丸と太った白人の女性まで登場してきました。しかも、最近では朝のラッシュアワーに車両を練り歩く物乞いの女性まで現れる始末です。朝のボーッとした頭に、白人女性特有の金切り声が鋭角的に刺さるんですよ。午前7時過ぎに走る地下鉄で物乞いするなんて、よっぽど切羽詰まっているんでしょう。早朝のラッシュアワー時なせいか乗客のご機嫌がよろしくないこともあり、周って来るホームレスの女性のプラスチック・コップにお金を落とす人々はほとんどいないのですが・・・。彼女の努力は報われていないように見えます。 

↓最近は若い人のホームレスが増えてきましたね。
clip_20090722_09.JPG

 地下鉄やストリートだけでなく、最近の物乞いは携帯電話まで駆使します。私の知り合いのミュージシャンがある週末に電話をかけてきました。今何しているのかとたずねられ、これから友人とSohoに出かけると答えますと「I’ll be there, lets’ meet up」と言うので、適当な時間に落ち合うこととなりました。友人とおしゃべりしながら、気に入った店に立ち寄りながら歩いていたので、彼に伝えた時間をまわってしまったのですね。携帯が鳴って取り出すと、やはり彼。あと15分くらいで到着すると伝え、BroadwayとPrinceに向かいます。はたして、彼はコーナーにあるPradaのフラッグストアのウィンドーに腰掛けておりました。頬を合わせて挨拶し、お茶でもしようかと話していたところ、私と一緒に歩いてきた友人がちょっと離れたのですね。すると、Sohoで私を待っていた方の友人は「Can I borrow some money?」と聞くではありませんか!しかも「10 , or even 5 bucks will be fine」とみすぼらしく哀願してきたのですよ。また言い訳が図抜けてます。「I bought foods for my unemployed friend」、「my bag was stolen and I lost my wallet, watch, cards…everything」と二転三転して一貫性がまるでありません。施しをしてあげるほどお金のない私ですが、このときばかりは20ドル渡して「Never ask me cash again」と約束させましたが、今考えれば彼の思うツボだったかもしれませんねぇ。反省しきりです。

↓ミュージシャンに、渇いた風が吹き付ける・・・のでしょうか。
clip_20090722_10.JPG
posted by mori at 10:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■世界で一番、肥満成人が多い国は?

■世界で一番、肥満成人が多い国は?

 先日、5thアベニューでウィンドー・ショッピングをして唖然としました・・・。仕事にも遊びにもOKなカーゴ・パンツを見つけて試着しようとしたのですが、店員一番小さなサイズがサイズ2だったのですよ。試着するまでもなく、日本ですとサイズMより若干大きいのではないかと思われ即却下です。本当にニューヨークで日本人サイズの服を見つけることは難しい。ただでさえ気に入った服を見つけることが容易ではないのに、本当に困ってしまいます。

 アメリカ人に肥満が多いことは、ニューヨーク市議会や他の州政府などが炭酸飲料への課税が議論されるとおりで百も承知でございますが、気になって思わずググッてしまいました。2007年に発表されたWHOの統計では、世界の人口66億人中で24%もの肥満成人がいたそうです。成人と言っても15歳以上ですが・・・驚きの数字ですよね。向こう10年間でこの割合が2倍の40%を超えるという統計もあり、驚愕しきりでございます。

↓別の調査での肥満成人率、先進国では米国が圧倒的な1位に君臨です。
clip_20090722_07.JPG

 ちなみにWHOの調査で堂々の1位を獲得した国は、ナウル。Wikiによるとナウルは太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁の共和国でございます。体格の良い女性が美人とされる太平洋地域ですから、むべなるかな、でございます。続いてパラオ、サモア、クック・アイランドやトンガなどミクロネシア地域の国々が上位を独占してましたが、そのなかで米国が9位にランクインしておりました。人口に占める肥満指数の高い人々が何と74.1%に達するそうです。先進国ではぶっちぎりで、オーストラリアが21位、イギリスが28位に並ぶ程度でした。バターとワインの国、フランスは194カ国中128位と意外な位置にいましたね。そして、わが国日本はと言いますと・・・163位で22.6%でございました!韓国の123位、中国の148位よりグンと低いのです。さらに付け加えますと、飢餓に苦しむ民衆の存在が問題視されている北朝鮮ですら、132位でした。民族間紛争に苦しむ177位のソマリアや183位のルワンダに近いんですね・・・。日本人がスリムであることは有名ですが、まさらここまで痩せ型で溢れた国だとは思いませんでした。日本食がいかに健康なのかが、痛烈に表してくれる結果に目が丸くなってしまいましたよ。

↓痩せ過ぎも不健康でよくありません、バランスが大事ですね。
clip_20090722_08.JPG
posted by mori at 10:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Meat Packingの隠れ家で、Rendezvous

■Meat Packingの隠れ家で、Rendezvous

 インド系の方のバースデー・パーティーの続きでございます。期待外れに終わったBagatelleでのディナーの後は隣にある「Kiss and fly www.kissandflyclub.com」へ移動かと思いきや、主賓が私を含めた招待客を集めてバスルームがある方向へ誘導するではありませんか。はてなと思いつつついて行くと、彼は悠然とバスルームを通り過ぎ非常扉を開きます。仄暗い階段を降りていって驚きました!!ビクトリア調にオリエンタル・テイストが加味されたような優美な空間が広がっていたのですよ〜。タバコの細長い煙と気だるい旋律が似合いそうなこのラウンジの名前は、RDV―Rendezvous。恭しくウェイターが持ち込んだシャンパンが、宴のはじまりを告げます。1階のフロアとは全く異なるクラシック・モダンなムードで頂くシャンパンは、1口で軽くめまいを感じるような陶酔感をもたらしてくれました。思わずオレンジジュースを足して、ミモザにしちゃいましたよ。

↓RDV。夜更けに訪れると思わず眩惑されそうになります。
clip_20090722_05.JPG

 シャンパンの後は、クランベリーとオレンジジュースを伴ってGrey Gooseの登場です。フレンチのこのウォッカ、ステータス・シンボルという事情もあって夜のシーンでは絶大な人気を誇りますが、RDVで出されますと、これまた格別ですね〜。座ると沈んでしまうソファにゆったり座ってグラスを傾けていますと、とっても贅沢な気分に浸れます。DJがKid Cudiの「Day and night」にチューンを合わせても、立ち上がって踊ることもなくウォッカに身を委ねてしまいました。おそらくボトルを下ろすのに300ドルは下らないかと思いますが、自分の誕生日に気の置けない仲間を集めて飲むには最高の場所ですよ!Jamie Foxxの「Blame it on the alcohol」の歌が聞きながら、酩酊してしまいたいです・・・。

 ちなみにこのRDV、前述いたしました「Kiss and Fly」とリンクしていたりも。ラウンジで美酒に酔いしれた後は、こちらでハウス・ミュージックの洪水に巻き込まれるのもいいですね。

↓Kiss and Fly。細長い店内の入口には、鳥かごが据えられてます。
clip_20090722_06.JPG
posted by mori at 10:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Bagatelleでお誕生日パーティー

■Bagatelleでお誕生日パーティー

 インド系の友人のお誕生日に招かれて、目指すはMeatpacking Districtでございます。何と今回のお誕生日会はディナーパーティーから始めるということで、開始時間は午後10時30分からでした。一緒に行く予定のスタイリストの仕事が遅くなったので、午後11時半をまわった頃に到着。13丁目の9aveを超えハドソン川へ直進していくと、左側にまばゆい光が見てきます。吹きさらしになっているお店から、真っ白な内装に反射してライトがストリートにこぼれているのが目印。フレンチ・レストラン「Bagatelle http://www.bistrotbagatelle.com/」の入口に立つ黒いスーツに身を固めたドアマンに招待客だと伝え中に入ると、皆さんディナーの真っ最中でした。

 今回の主賓がミュージシャンとあって、テーブルを埋め尽くす人々はedgeが利いた人々ばかりです。まず主賓は、ジェリーアフロをたなびかせKanye Westよろしくチェックのシャツにゴールドのスタジャンを合わせるという離れ技を披露。彼の周囲を囲む女性陣にも手のひらサイズの花が挿さっていたりレースが飛んでいたり・・・そうかと思うと、最近なぜかカムバックしている肩パット+ハイウェスト極太ベルトで80‘sルック・ミレニアム版でキメた女性がいたり・・・。見ているだけで厭きません!!

↓金のジャンパーが眩しい!!蝶ネクタイとおソロで。
clip_20090722_03.JPG

 NY屈指のフレンチを提供するダニエル出身のシェフの店とあって、食事の見栄えなど楽しみにしていたのですが、料理はいたってアメリカンでしたね。恐らくプロモーターが手配したお試しコースと見られ、グリルド・チキンやらグリルド・サーモンにオニオン・リングやフレンチフライが大皿にこんもりと盛られていただけで、簡素な味気も素っ気もない食事でございました。私は既に軽く食べていたので、箸ならぬフォークは全く動かず・・・しかもすすめられて一口サーモンをかじったものの、味付けが淡白過ぎて塩コショウが必要な有様でした。招かれて文句を言ってはいけませんが、バースデー・ディナーを催すほどの意味があったのかは分かりません・・・・。

 また夜が更けるにつれて音楽のボリュームが上がっていくのも、おしゃべりの妨げになって耳障りで・・・。Barカウンターではスラリとしたモデル風の女性が踊っていたり、ニューヨーク風ambienceに包まれてはいますが、合計数百ドル払って食事を楽しみたい場所かいわれればNOと答えざるを得ないお店でした。
 
↓Bagatelle。Chicと言われればそうなんですが・・・。
clip_20090722_04.JPG
posted by mori at 10:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Griffinでチャリティ・パーティも、募金額はトホホ

■Griffinでチャリティ・パーティも、募金額はトホホ
 
 今年も、初夏の訪れとともにチャリティのシーズンがキックオフしました。セレブリティが最新のモードをまとって登場しマンハッタンに彩りを与える季節が巡ってきましたが、不況のど真ん中にあって華やぎはトーンダウンしているようですね。以前にミートパッキング・ディストリクトにある「The Griffin www.clubplanet.com/Venues/84178/New-York/Griffin」にて開催されたパーティも、不況の色がにじみ出ていました。

 伝説の音楽グループFugeesメンバー、Wyclif Jeaの妹Melkey Jeanが主催したKarma Foundationの「The 2nd Annual Geminis Give Back」のレッド・カーペットには、Melkeyをはじめ、ウォルターライト級世界チャンピオンのAndre Bertoや女優のLynn Whitfieldが登場。ハイチで貧困に喘ぐ女性と子供を支援する同財団のチャリティ・イベントは2回目を数える今回、共催にもラム酒ブランドのマリブやビタミン飲料のブラスト・ビタミンなど5ブランドが名を連ね、花を添えてはいたのです。しかし・・・                      
                        
↓ The Griffin、豪華絢爛なシャンデリアが眩しい
clip_20090722_01.JPG
 
 いざ募金となると、話は別問題でした。Carma Foundationも不況を考慮して、募金集めにひと工夫を施してはいたのです。ソーシャル・ネットワーク・サイトのフェイスブックを通じて送った最初の招待状には、「最初に100ドル献金した50名にVIP Carmaギフトバッグ、最初に50ドル献金した25名にCarmaギフトバッグを進呈」と示していました。ところが、開催当日に再送された招待状アップデート版では、500ドル以上の献金で「アブソルート・ウォッカやマリブなどからボトル1本、ペリエ1本、葉巻、ハバナ料理、VIPギフトバッグ」、100ドル以上なら「ボトル1本、ハバナ料理、VIPギフトバッグ」を進呈すると明記されていたのです。最低50ドルからでも「ギフトバッグとハバナ料理」を受け取ることが可能とするなど、募金へのインセンティブが高められていましたた。

 いざパーティに到着した私は、募金によって受け取る景品のことを忘れ20ドルを支払ったんですよ。すると受付カウンターに立つ女性から、「景品と交換できるチケットには30ドル必要ですが」と断られてしまったんですよね。そこでフェイスブックに書かれた内容を思い出し、「景品はいらないんですけど」と返答したものの、相手は一歩も引かず。押し問答となったところで友人が自分の分として10ドルを支払い合計で30ドルに達したところで、ようやくフロアへ通されました。

 ここでふと気がついたのですよ。確かフェイスブックには「50ドル以上」と書かれていたはず。ところが今回、開場で景品を受け取る最低募金額は30ドルへ引き下げられていたことになります。ニューヨーク市の失業率が9%に達し約33年ぶりの急伸を示現してしまった状況を反映したのか、募金のために開いた財布から50ドルが出てこないことが多かったみたいです。

 バースデイ・シャウトアウトではMelkeyが壇上に上がり、感謝の意と共に「バーカウンターでのドリンク売上のうち25%が募金として寄付されます」と明かした。それでも後日、関係者に聞くと「募金総額は1.3万ドルで目標金額の2万ドルには遠く及ばなかった」とか。ドリンク1杯につき16ドルとかなり高額なプライスを設定したにも関わらず、目標額を達成できなかったとは意外でした。ニューヨークではようやく夏が訪れましたが、チャリティ団体には冬の時代が到来したようです。

↓誇らしげに募金集計を発表してしまいたが、目標に届かず残念!
clip_20090722_02.JPG
posted by mori at 10:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

■着信・着メール拒否に思うNY事情

■着信・着メール拒否に思うNY事情

NYのナイトシーンで、砂の数ほどの方々とお会いして来ました。そのなかでも腹を割って話ができる方々は一握り。親友と呼べる方々は、片手以下です。で、彼らが実にSociialiteなんですよね。私の親友はそろいもそろって気さくで社交的で、初めて会った男性・女性問わず印象を残さずにはいられない。露出やスキャンダルで名を馳せたParis Hiltonも真っ青の、正統派Soclialiteと言えるでしょう。彼らと一緒におりますと必然的に、初対面の方とも電話番号を交換することになります。大抵は問題なく終わりますが、たまにこれがトラブルの素に・・・。電話してくる側は悪気があるわけではないのですが、NYパーティータイムで電話をかけてくることがあるのですよ・・・例えば宴が最高潮に達しつつある午前1時過ぎですとか。大抵は留守電に、「Where are you now?I’m at ○○・・ Come through!!」
という他愛もないメッセージが残っていたり。週末であれば問題はないのですが、これが平日の夜中にかかってくることがあるんですよね。安眠の最中、頭上から冷や水を浴びせかけられるようなものです。週末に出かけた先で知り合った方々とあいえ、初めて出会った相手でも同じ穴の狢と思われるんでしょうね。眠らない街NYの弊害ですな。

↓私が持つTreoは700ですが、iphoneとあんまり大きさは変わらないんですね。
clip_20090714_11.JPG

 思いがけない夜中の電話はバイブレーションにしていれば問題はないのですが、ある日を境に見知らぬ間違い電話が相次いで、かなり困ったことがありました。スペイン語で何やらまくしたて、「Wrong number」と断ってもしつこくかかってくるのですよ。大体同じ番号なので、着信拒否を設定しようと愛用のTreoの機能を隅から隅までチェック・・・しかし、着信拒否設定がない!!!日本なら携帯の機能に備わってますよね。NYみたいなよそ者だらけの街で、この機能がないなんて、驚きました・・・。仕方ないのでググってみますとLightWavやCall Blockなどのアプリケーションが検索されましたが、これをダウンロードしなければいけないのですよ。しかし、よく読んでみるとアプリケーションを削除できなかったりするらしく、非常に面倒で。しかも私のTrep、もう2年半以上も持っているので老朽化著しく、何かあって他の機種に変更する羽目になると元も子もありません。ただでさえCarrierのVerizon、docomoと同じでオサレな携帯が少ないんですもの・・・。仕方なくVerizonストアにもって行きますと、「Call customer service」とすげなく帰されてしまいました。もぉぉぉぉ、Verizonって冷たいです。まぁVerizonだけでなく他のCarrierもプライバシー問題でOTCで処理してくれないのかもしれませんが。設定はカスタマーサービスで何とかできましたが、オペレーターにつながるまで時間が掛かりますし面倒でした。何とかならないですかね。

↓Verizon Sucksと言いたくなるのも、むべなるかな。
clip_20090714_12.JPG
posted by mori at 10:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■日本でまもなく公開、「He’s just not that into you」に見る勘違いスパイラル

■日本でまもなく公開、「He’s just not that into you」に見る勘違いスパイラル
 
 トップスター・アンサンブルの恋愛コメディ「He’s just not that into you www.imdb.com/title/tt1001508/」、現代の米国恋愛事情の縮図を描いてましたね〜。コメディというにはシュール過ぎる場面もありましたが、なかなかソウルメイトに出会えず孤軍奮闘するシングル女性を筆頭に、大学卒業と共に結婚に至ったもののすれ違いの夫婦、10年間連れ添った同棲中のカップルなどが登場し、彼らの悩みや日常を通じて現在の男女の姿が浮かび上がって来ます。なかなかリアルな作品でした。冒頭のシーンは大爆笑モノですよ。公園の砂場で小さな女の子が遊んでいるところへ、同じ年くらいの男の子が女の子に砂を浴びせ「Because you smell like dog poo 」と悪口まで投げかけます。女の子は泣きながら、そばにいた母親へ「Why does he do that?」とたずねると、母親は「男の子は好きな女の子に素直になれないものよ」と返すのですが、ここで「We are all programmed to believe that if a guy acts like a total jerk that means he likes you.」という注釈が入ります。シングルの女性は、母親の優しい言葉がよって勘違いと過ちを犯していくのですが、これがおかしくっておかしくって・・・。原作がSATCの脚本家と聞いて、納得でした。

↓主人公(一番左)はデート相手から連絡を待つのですが、大抵は空振りに終わります。
clip_20090714_09.JPG

 このシングル女性、デート相手と出会ったBARに出向いて、一度デートしただけの彼を待ち伏せまでしちゃいました。すさまじい執念です。ひょんなことからBarのオーナーに話しかけられても、「Expecting someone」と言っちゃうところが、痛いのなんのって。Barのオーナーがデート相手の親友だったことが分かり、オーナーに「He is just not that into you.
」と諭されて彼女の勘違いにようやくブレーキが掛かるかと思いきや、優しく彼女にアドバイスするこのオーナーに今度は大勘違いする始末。映画「Some kind of wonderful」を観て、「I get it!」と会社の同僚に説明しちゃうんですよね。Barのオーナーは映画のように自分が好きなのに、あえて気持ちを押し殺してアドバイスしていると。ここまで暴走してくれると、気持ちいいですね。

 また同棲10年の女性が年下の妹のウェディングの花嫁付添い人のドレスを寸法しているときには、周りからアル・パチーノのようにシングルで素晴らしい生活を謳歌していると指摘され、「Am I... will I be Al Pacino in this scenario」なんて呟く場面も途方にくれる女性心理を突いてます。この作品は評価が高い作品とは言えませんし、私も手放しで褒めたくなりませんが、日米の恋愛模様、特に女性心理を比較するのにはもってこいではないでしょうか。

↓Barのオーナーにアドバイスを受ける主人公。これが勘違いのきっかけに。
clip_20090714_10.JPG
posted by mori at 10:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■ストレンジャーが教えてくれたNYの空、七変化

■ストレンジャーが教えてくれたNYの空、七変化

 ipodを聴きながらPark avenueを北上し、散歩がてら帰宅していたある夜。白人の方が「Do you have time?」と話しかけてきました。時間を教えようと時計を見やると、白人の方が声を潜め「A weired man with some plastic bags is following you」と教えてくれたのです。はっと気がついて後ろをみると、ビニール袋を提げた男性が横目でこちらを見ながら去っていく姿が見えました。くわばらくわばら・・・。ipodを聴いて歩いていますと、音楽あるいは自分の世界にトリップしてしまうため周囲の状況に気づかなかったりするんですよね。金目のものを持っていたわけではなかったのですが、もしかしたら強盗だったかもしれないと思うと恐ろしくなり、この白人の方にありったけの感謝の言葉を差し上げたことは言うまでもありません。ヨガの先生をしていて、ニューヨークには彼が勤務する高級ジムEquinoxのミーティングで訪れたというこの白人の方、しばらく一緒に歩きながら、ふと空を見上げ「Oh look, Mammatus clouds」と指差しました。顔を上げると夕日が沈む前のグラデーションが美しい空に、ふっくらとした雲の塊がぽつりぽつりと浮かんでおります。何でも、Cumulonimbus Clouds=入道雲の変形で、夕立など天気の変化によって出来上がる特別な雲なんですって。写真を撮る彼につられ、私もカメラを取り出してシャッターを押します。

↓ビルの間を駆け抜けるMammatus clouds。幻想的なNYの一風景。
clip_20090714_07.JPG

 数ブロック一緒に歩いてくれた白人の方は不振人物がいなくなったことを確認した後、手を差し出し別れを告げて去っていきました。彼のおかげで命拾い(?)したかもしれないと思うと、感謝してもし切れません・・・その上、たまに空を見上げる楽しみまで教えてもらえて本当にラッキーでしたよ。

 同じ週の週末。通り雨にたたられた地下鉄の駅にもぐりこんだ後にGrand Centralを抜けると、幸い雨は上がっておりました。ふと空を見上げると、ビルとビルの間に七色の虹が掛かっているではありませんか!!虹を見たのは久しぶりです・・・。「オズの魔法使い」の名曲、「Over the rainbow」が頭を駆け巡ったことは言うまでもありません・・・。日本には「雨降って地固まる」ということわざがありますが、雨降って虹が現れると、「Over the rainbow」の歌詞どおり青い鳥が飛んでいく彼方に夢が叶う場所がある気がしてきますね。

↓摩天楼にかかる虹が、自然と文明の架け橋になってくれているようです。
clip_20090714_08.JPG
posted by mori at 10:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Fashion FortyでOne for the road。

■Fashion FortyでOne for the road。
 
 7thアベニューでファッション関係の会社に勤めるアメリカ人の女性と、One for the roadとしゃれ込み、出かけた先は「Fashion Forty www.fashion40lounge.com」。その名の通り40丁目にあります。7thアベニューはデザイナー養成学校で有名な「Parsons School of Design」があるますし、ストリートに掲げられている看板にも「Fashion avenue」と描かれている通りアパレル関連のオフィスが並ぶのですよ。40丁目であればオフィスがある友人だけでなく、私にとってもウォールストリートから2番線でひとっ飛びですから、場所柄都合が良いのです。ただしタイムズスクエア周辺なので出口を間違えると人混みを掻き分けなければならず、非常に面倒な思いをしますが・・・。

 夏が到来し日没が午後8時半以降というNY。地下鉄を降りた後、ビルの間から差す西日を受けながらお店に向かいます。既に友人は同僚と共にワインを傾けておりました。早速私も、白ワインをオーダー。7月の陽気を楽しみながら、キリっと冷えた白ワインを飲むと清々しいこと限りなしですよね〜。
 
↓明るい日差しを受けながら、皆さんなら何をご所望されます??
clip_20090714_05.JPG

 気さくなアメリカ人らしく、バーテンダーまで交えて仲良く話し込んでおりますと、小腹が空いてきました・・・。Sidekickをポケットから取り出し飼い犬の写真を見せてくれたり、タイムズ・スクエアのど真ん中にあったスーパー・カラオケ・クラブSpotlightが閉店した、との話を教えてくれたバーテンダーの方にメニューを伺い、アペタイザーをオーダー。週の初めとあって軽くおつまみを食べてから帰宅するつもりだったので、皆でシェアできるフマス・プレートに決定。もちろん中東系レストランではないので風味が若干異なりガーリックが利き過ぎのような気がしますが、それもご愛嬌でしょう。しかし中東料理のアペタイザーの定番、フマスがメニューに取り揃えてあるなんていかにもコスモポリタンなニューヨークらしいです。

 白ワインを片手におしゃべりしていたら、いつの間にフマスがあったプレートはキレイに空になってました。そして飲んだワインも5杯は下っておらず・・・。週末にはパーティーで混み合うこのお店、平日はDJがスピンしているとはいえ、落ち着いてお酒を飲めるのでポイント高いです。ワインも一杯7ドルと非常に良心的でしたし、またフラリとミッドタウンで飲みに行くとき利用したいですね。

↓フマス。飾りつけもキュートで、食欲をそそります。
clip_20090714_06.JPG
posted by mori at 10:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Wolfgang’s Stakehouseでお姫様とディナー

■Wolfgang’s Stakehouseでお姫様とディナー

 トリニダード系の友人に連れられて、「Wolfgang’s Stakehouse wolfgangssteakhouse.com」へ出かけて参りました。個人的に、アメリカのあのパサパサした脂肪に欠ける牛肉は口に合わないので、ステーキ・レストランに足が向きませんから近所に住んでいながらPark Aveの店の扉を開くのは初めてです。モロッコ人の友人が既に到着しているとの言葉を背中で聞きながら、Tシャツとジーンズというラフな格好で入っていきますと、店の奥に3人の女性と一人の中年の紳士が座っておりました。はじめましてと自己紹介した段階になって、ビックリ。一番の奥に座っていた金髪の愛らしい20代前半と思われる女性の名前はLalla。Lallaという名前、モロッコではPrincessを意味するのですよ。彼女のお母様がモロッコの王族の姫君だったために、イタリア人の貴族出身のお父様がいらっしゃってもプリンセスの称号を有していたのですね。ちなみにボディガードかお付きの人かとと思われた私の横に座る中年の紳士の方が、お父様でいらっしゃいました。

↓Wolfgang‘s、日本の皆様もよく接待で使われるのでは?
clip_20090714_03.JPG

 ディナーの席はPrincess Lalla、お父様のイタリア人、お父様のパートナーのモロッコ人などなど、米国に在住していない方々ばかり。なので話題は就任100日を過ぎた後にも関わらず、なぜオバマ米大統領が誕生したのか、に集中しておりました。口火を切ったのは、お父様です、「I hadn’t come to US because of Bush」と言われたとおり、イタリア人とはいえすっかりイスラム教の国モロッコに染まったお父様、Bush政権の8年間は米国の土を踏む気になれなかったとか。Princess Lallaも利発そうなはしばみ色の瞳を輝かせ、NY生活30年で選挙権を有するトリニダード系の友人に、「why it had to be Obama?」と聞いてました。選挙戦略の卓越さを挙げていましたが、彼らは説明を聞いてもなぜヒラリーではいけなかったのか、という点では納得していなかったようでした。トリニダード系の友人の分析不足というより、彼自身も「気」に押された部分が大きかったので説明し切れなかったんでしょうね。しかし米国以外の人々には、依然として「なぜオバマだったのか」という点は謎のようです。歓迎できる変化なだけに、もっと深い理由を知りたいのでしょうか。

↓モロッコ人の皆様が食したステーキはWelldone中のWelldoneでした。
clip_20090714_04.JPG
posted by mori at 10:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

■Park Avenueレストランの、Happy Hour大作戦!!!

■Park Avenueレストランの、Happy Hour大作戦!!!

 ようやくNYにもまばゆい太陽が戻ってきたため、天気が良い日は14丁目駅で降りて自宅がある32丁目までお散歩したり、楽しんでます。Park Avenueから5thアベニューのどちらかを北上するのが常で、この日はMet Lifeビルがそびえ立つPark Avenueを選んでテクテク帰途へ着きました。14th stからParkへ入ってすぐ、Wホテルを横目に見ながら数々のBARやレストランを両側に確認でき、歩くだけでもNYナイトライフを垣間見ることができるんですよね。ところが、今回ある変化に気づきました。4年半住んでいて一度しか行ったことがない「Union Bar http://www.union-bar.com/」、ここにトロピカルなインビテーションのごとく看板がガラス越しに立てかけられていたのです。文字を読むと「Happy Hour, Drink Special till 8pm!」とあります。今までこんな看板なかったんですよ、しかも確かHappy Hourって午後7時までだったはず・・・。以前に訪れたときに人影はまばらでしたから、売り上げを少しでも伸ばすため苦肉の策を講じてるんでしょうね。

↓すっきりした味わいのコロナで、街行く人の注意を引く作戦??
clip_20090708_11.JPG

 Union Barはいわゆる大衆酒場風のBARで友人同士でわいわい楽しむタイプなお店なだけに、リーズナブルな価格設定は予想の範囲内です。ところがこのお店でこんな看板を見たときは、ちょっと痛かった・・・・。Park Avenueは20丁目の南西の角に立つ「Barbounia www.barbounia.com」でも、同じようにHappy Hourの看板がご丁寧に2台も立てられていたのです。2年くらい前、英系の外債ストラテジストの方がNYへご出張された際にお連れした地中海料理のお店は、かつてアルマーニやグッチに身を包んだGramercy Glamourな人々で溢れていたんですけどね・・・。高額所得者層もウォルマートや格安スーパーでのお買い物し始めていると言われて久しいですが、高級レストランでも人波が引いていっているのですねぇ。確かに、邦銀関係者の方々も口々に「有名店での予約が取りやすくなった」とおっしゃってますし・・・。日本人の皆様にとっては、円高の恩恵もありますしNYグルメツアーにもってこいの時期かもしれませんね。新型インフルエンザで敷かれた出張規制も解かれたことでしょうし、ぜひぜひいらしてみてはいかがでしょうか。

↓A Happy Hour to fall in love withと書かれた看板を見て、私はこのお店への恋心を失ってしまいましたけど・・。
clip_20090708_12.JPG
posted by mori at 10:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Birthday Party to STAY up late….

■Birthday Party to STAY up late….

 ロシア系のお友達の誕生日パーティは、「Stay http://www.stay-nyc.com/」で行なわれました。ロウアーイーストサイドはHouston street沿いにあるこのラウンジ、細長い店内の壁に沿ってフュ-チャリスティックなソファが目印。店名を聞いた時には行ったことのないだろうと思っていましたが、扉を開いて昔の記憶が甦って来ました。確か3年くらい前、Barbados系の友人に連れられたんでした。そのときはAsian nightだったせいか多くの中国系、韓国系の人々で埋め尽くされ、ドリンクを買いにいくのもひと苦労だったんですよね〜。今回は割合人も少なく余裕のスペース。午後11時スタートのところ、私が到着した時には既に午前1時に差し掛かっていたこともあり、一番の奥に陣取っていた友人達は既に大騒ぎしてました。Absolute Vodkaのボトルには3分の1もドリンクは残っていなかったのも、むべなるかなです。

↓今回は混み合っておらず、ソファでまったりすることもできました。
clip_20090708_09.JPG

 ロシア系のお友達はファッション・デザイナー。まだ30歳になったばかりですが、パートナーの女性とタッグを組んでブランドを立ち上げを狙っております。その夜着ていたドレスは、もちろん自分達のデザインによるもの。パートナーとお揃いで、薄いグレーにフラワープリントが愛らしいドレスを身にまとっておりました。女性らしくエレガンスを漂わせながら、バックとサイドに入ったジップアップがNY流Edgyな逸品でございます。女性にとってNYはドレス天国ですよね〜。夜遊びのメッカであるだけに、SOHOや5thアベニューでも20ドルくらいでセクシーなドレスを見つけることができまるんですよ。大胆なカットで男性の目を釘付けにしてしまうドレスの数々は、日本でならどこに着ていくねん!と突っ込みたくなりますが・・・。確かかつてNYに遊びに来た友人も勢い余ってドレスを数着買ったはいいのですが、日本では結局着る機会がないとボヤいてましたね・・・。結婚式や旅行先で新たな自分を演出するために、ぜひ挑戦してくれればいいのいいなぁ、と願っております。

↓Tipsyでも、カメラを向ければニッコリ笑ってはい、チーズ!
clip_20090708_10.JPG
posted by mori at 10:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Notorious、デュラン・デュランではなく。

■Notorious、デュラン・デュランではなく。

 「Notorious」と言えば、アラフォー世代にとっては英国出身のポップバンド、Duran Duranの名曲を思い浮かべるでしょう。しかし、米国人にとってはむしろ、Biggie Smalls、またの名をThe Notorious B.I.Gで知られるラッパーを思い出されるのではないでしょうか。彼は1994年にたった一枚のアルバムで音楽シーンの頂点を極めた、稀代のアーティストでした。100kgをゆうに超える巨体が発する独特の低音フローは、一度聴いたら耳から離れません。メロディアスなR&Bをバックにギャングスターの日常を浮かび上がらせる彼のラップは、クラブシーンに始まりヒットチャートまでにぎわせることとなりました。1997年にロサンゼルスで弾丸に倒れ24歳で生涯に幕を閉じた彼の映画が、「Notorious http://www.imdb.com/title/tt0472198/」です。ちなみに、彼の名前の「B.I.G」は「大きい」を意味しておりません。Business instead of gameの略なんですよね。

↓公開当時は、DJをはじめ私の音楽友達がこぞって映画館に詰め掛けてました。
clip_20090708_07.JPG

 Notorious B.I.Gの生涯を追った映画で、一番興味深かったのがライバルとされた西の雄、2Pacとの関係を描くシーン。ブルックリン出身のBiggyが音楽界に鮮烈なデビューを飾ったことで、既に音楽シーンに台頭していたカリフォルニアに拠点を置く2Pacと東西対立が勃発しました。2Pacはイーストハーレム出身だったため、最初こそBiggyと同じくNY生まれということもあって交友があったようです。しかし2PacがBiggyがレコーディングしていたNYのスタジオを訪れた時に強盗に襲撃された結果、Biggy勢が2Pacを罠にはめたとして宣戦布告を突きつけたのですよ。火に油を注ぐかのようにBiggyが「Who shot ya?」をB面のシングルで発表した結果、音楽界だけでなくニューヨークをはじめとした北東部とカリフォルニアのファンを巻き込んだ東西対立へ発展してしまいました。東西対立の影響で、当時デビューしたてのBlack Eyed PeasのCDを聴いていた私を見て、ボストン出身のアメリカ人から、「That is NOT a hip-hop」とこき下ろされたこともありましたっけ。映画の出来はともかくとして、個人的に私自身も音楽にのめり込んだ90年代へフラッシュバックできる作品でございました。

↓B.I.Gが射殺される1年前、同じく銃弾に倒れた2Pac。90年代の2大ラッパーでしたね。
clip_20090708_08.JPG
posted by mori at 10:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Happy July 4th☆ Part 2

■Happy July 4th☆ Part 2

 今回のJuly 4th パーティ、アメリカ人はむしろ少数派だったのですよ。私はもちろん日本人ですし、アップタウンに住む女性陣はべラルーシ人、スウェーデン人。他にトリニダード・トバゴ人、後からいらした女性もアルメニア人と、パーティが開始してまもなくは主催者を除いて全て外国人ばっかりだったんですよ。移民の国、米国の独立記念日にふさわしい、かつNYらしい風景でございましたよ。皆で食事を囲んで座りますと、もちろん話題は米国が誇る世界的エンターテイナーのMichael Jackson。Michaelの名前が飛び出しますと、ベラルーシ、スウェーデン、アルメニア出身の女性陣は口々に「I had a huuuuuuuge crush on him!!!」と手を組み身体を斜めによじらせてました。特にスウェーデン人は「彼の死因はストレスよ。ゲイであることをひた隠し続け、スターとしてパパラッチに追われる生活を強いられ、挙句の果てに最後のショーは50歳という年齢に50回と無茶な数だったし」と、勢いよく自説を展開しておりましたねぇ。それからゆうに30分はMichael談義で盛り上がりました。Michaelがいかに世界で愛されたかが分かります。

↓欧州・中東の美女達に囲まれ、ご満悦(?)の主催者。
clip_20090708_05.JPG

 Michael談議の後は、カクテル・タイムに突入でございます。ミキサーで作ったアメリカ人特製のカクテル、Pleasure mixで乾杯☆ 食事の後にアメリカ人カップルが登場した時には 、既にJuly 4thは酒宴と化しておりました・・・。アメリカ人の一人がRolling Stonesのツアーに同行した経験を持つドラマーで、主催者本人もミュージシャンであるだけに、地下にパーティを移動させた後は即席ライブに酔いしれることもできました。しかし、最後の最後でひと波乱が・・・。アルメニア人の女性がいかにボーダーレスなキャラクターでゲイ・ピープルをこよなく愛しているとかいう話をした時に、「それでもユダヤ人だけは絶対に友達になれない」とポロリと失言をもらしてしまったのですよ。後から参加したアメリカ人の女性がユダヤ人だっただけに、彼女は「私はユダヤ人よ、過去の歴史で何があったとしても、私個人を知らずにユダヤ人だからといって差別するのは許さない」と静かに啖呵を切ったのですよ。アルメニア人女性ももちろん応戦し、プチ・パレスチナ紛争が勃発してしまいました・・・。私達、紛争問題に関与する米国人よろしく、仲裁に入ったのは言うまでもありません。

↓チキン・ウィングとリブとフレンチ・フライ。July 4thの定番の食事でございました。
clip_20090708_06.JPG
posted by mori at 10:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Happy July 4th☆ Part 1

■Happy July 4th☆ Part 1
 
 Happy July 4thの3連休、大方の予想どおり友人のタウンハウスでBBQパーティでお祝いすることになりました。主催者のアメリカ人がBBQとアルコールを用意して下さると言うので、41丁目のジャパニーズ・スーパーでポテトチップスやプリッツを調達してから、いざ友人宅がある117丁目へ。幸先よろしく待つことなしに地下鉄3番線がやってきて、予定していた午後6時半より10分早く着いてしまいました。欧州系をはじめとした別の友人もアップタウンに住んでいるので到着済みかと思いきや、彼の部屋には誰も来ておりません・・・。ホストのアメリカ人自身も「料理してもらおうと思ってた女性陣が来ないから、BBQは電話でオーダーしてピックアップすることにした」ですって。結局、私が到着したところでBBQの有名チェーン「Dallas BBQ」でオーダーを済ませ、166丁目までドライブです。ついでにアップタウンに住む女性陣をピックアップすることになりました。

↓166丁目へ向かう途中の公園でも、一足先にBBQを楽しんでおりました。
clip_20090708_03.JPG

 2mを超える長身の友人にふさわしく、巨大なHammer3で一路「ダラスBBQ」へ。いや、米系の人達ってお祭りの時は徹底してますよね〜・・・。「ダラスBBQ」のドアを開いて、目が点になってしまいました。独立記念日とあって、お店は青と赤と白の星条旗で埋めつくされ、店員さんのネクタイもStars and Stripesが走り、眩しいこと眩しいこと・・・。フェスティバル・ムード満載で子供が大喜びすること間違いなしでしょうね。まぁ好天に恵まれてましたから、外でお食事しているファミリーが多かったですけど。

 お会計を終えてBBQと共に女性陣2名をピックアップした後で、氷を買い忘れていたことに気がつき150丁目周辺のデリに立ち寄りますと・・・そこで悲劇が待っておりました。ドミニカンが多いこのエリア、人々はこぞってBBQを楽しんでいたせいか、氷がなんと売り切れだったのですよ!!!他のデリを覘いても売り切れ続出で・・・まさに「Ice crisis」に見舞われてしまったのです。この日の目玉はBBQと、主催者のアメリカ人ご自慢のフローズン・ドリンクでしたから、氷がないなんて言語道断です!!結局120丁目周辺まで降りた辺りでデリへ向かいましたところ、幸い」見つけることができました。やれやれでございます。BBQはコンロさえあれば、日の光の下で家族そろって楽しめるだけに公園だけでなくストリートでも繰り広げられておりましたから、氷の需要もさぞかし多かったのでしょう。July 4th、恐るべしです。

↓ダラスBBQの星条旗。雨とアラレのように降り注いでくるようでしょ?
clip_20090708_04.JPG
posted by mori at 10:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

■PrannaでBail out計画に便乗??

■PrannaでBail out計画に便乗??

 米銀にご勤務の日本人のお友達が、彼女の後輩が招いてくれた誕生日パーティに誘ってくれました。行き先は「Pranna www.prannarestaurant.com」でございます。ここはうちの近所にございまして、Madison ave
を降りてお散歩に出かけるときなど、思わずメニューをチェックしたほどです。思わず笑ってしまいましたけどね・・・だって、通りすがりのニューヨーカーに向かってレストランの外に提示されたメニューには、「The Pranna Gastronomic Stimulus Package」と題したプランが書き込まれていたのです。プランの内容はというと、午後4時から午後7時まで生ビール5ドル、ワイン7ドル、前菜が6ドル!悪くないテーブル救済プランですね。財布に優しい料金設定で、通りすがりの人々もフラリと入りやすいでしょうから・・・・。ただ7時までとは、ちょっと時間が早い気が。個人的には午後7時までにお店に到着するのは困難なので、せめて午後7時半までに延長してほしいです・・・。

↓Bail out案に、便乗してみます??
clip_20090630_09.JPG

 パーティ当日、Pranna以前にあったレストラン兼ラウンジとは異なりお店の前には黒山の人だかり・・・お誕生日パーティの招待客だとドアマンに告げようやく中に入り、その理由が分かりました・・・。こちら、以遠のお店とは異なり、2階席もあるとってもシックな造りに変化していたのです。おまけに、依然の通り地下のラウンジまであって、インテリアはMeatpacking や27丁目の周辺にあるHipなクラブと引けを取りません。ドリンクも10ドルと悪くないお値段ですから、これは人が集まらないわけはありません。客層はK-townとLittle Indiaが近いせいか、韓国系をはじめとした極東アジア系、そしてインド系の方が6割以上を占めております。日本人にしてみても、初めてラウンジあるいはクラブ体験をする人々にとっては、とっつきやすいお店になるかもしれませんね。DJも悪くないので、試してみる価値はあると思います。ただ男性同士でパーティ予約なしですと、外で待たされること必至ですので、女性を連れて行くことをおススメします。

↓大きなシャンデリアが、フロアをリュクスに演出してくれます。
clip_20090630_10.JPG
posted by mori at 20:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Gay Prideパレード☆40周年記念

■Gay Prideパレード☆40周年記念

 土曜の昼下がりから、翌日に大きなイベントがあることは分かっていました。アパートに帰宅して、いつもの通りドアマンが「明日はパレードだから、寝過ごしちゃダメだよ」と教えて下さったので、ピンときて・・・。翌日、いつもより早く起きて部屋でスタンバイしてますと、午後12時半を回った頃にわかに外が騒がしくなったのです。音を確認して5thアベニューへ駆けつけると、そこには既に鈴なりの人が連なっておりました・・・それもそのはず、この日はGay Prideパレードの日だったのです。しかも40周年記念、さらにはNY市議会選挙+NY市長選挙も重なっておりますから、政治的な意図も見え隠れしていたり。案の定、5thアベニューには「LGBT for Bloomberg」というピンク+パープルのプラカードが掲げられていました。私が駆けつけた時はまだ始まったばかりだったせいか、パレード自体は結構地味。去年見かけた時には派手な神輿の上にヘラクレスのように鍛え抜かれた身体を惜しげもなくさらした男性方が踊っている姿をよく見かけましたが、今年はシンプルにマーチングするスタイルばかり。経費節減なのでしょうか?

↓ Deltaのパレードも、赤いポロシャツでレインボーフラッグを振るだけでシンプル。
clip_20090630_07.JPG

 ただしパレードのきっかけを作ったStoneWall Innのパレードとなると、金色の「40」の文字を掲げトラックに神輿を作って華々しいこと限りなし。でも、何だか神輿の上の男性の衣装は去年より地味めだった感が否めません。確かにMazdaやDelta航空などコーポレートも参加していましたけれど、2年前にパレード主催団体にインタビューした時に窺いましたように、企業の参加は減少傾向にあるように見えます。不況のど真ん中にあっては仕方ないですね・・・。とは言うものの、今後NYでのGay Paradeはさらに拡大する可能性が高いのですよ。足もと、NY市議会でもカリフォルニア州やニューハンプシャー州と同じく、同姓婚を合法化することを検討しているのです。私の友人でクイーンズから出馬するBrentも、既にProであることを表明しております。ようやく夏の日差しが感じられるようになったNY、7月には市議会選挙がスタートすることもあり、同姓婚の是非についての議論もますますヒートアップするでしょう。

↓ご本山StoneWall innの神輿。「40」のゴールドサインが眩しい!!
clip_20090630_08.JPG
posted by mori at 20:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■BETアウォード・・・・。アラフォー・パワー炸裂!!!

■BETアウォード・・・・。アラフォー・パワー炸裂!!!

 マイケル・ジャクソンの突然の死を受けて、急遽Tributeを兼ねた今年のBETアウォード。Black Entertainment TVと言う名前の通り、ブラックミュージック最大の式典になります。オープニングはコメディアン出身の俳優+歌手のJamee Foxxが前セツで会場を沸かせるかと思いきや、Michaelを称えて「I want you back」のライブ・パフォーマンスで幕を開けました。誰がライブで登場したかですって?最初はグラサンに60sスタイルで分かりづらかったのですが、透き通るようなファルセット・ヴォイスを聴いて興奮してしまいました・・・(こんなこと言うと年齢がバレてしまいますが)何とNew Edition!!!だったのです。Jakcon5のように同じく少年達で組まれたボーイズ・バンドの元祖ですね。あのファルセット・ヴォイスは、「Sensitivity」が有名なRalf Tresvant。そしてMohoの髪型でかつてのようにバッド・ボーイ気取りなのがBobby Brownです。う〜ん、これぞBET!!!合間にパフォームしたグループには、90年代初頭にそのビブラートの高音で女性達を魅了したKeith Sweat、そして音楽シーンを席巻したNew Jack Swingで知られるGuyが登場。ちょうど40代前半くらいのアラフォー世代が会場を絶叫の渦に巻き込みました。ちょうど彼らの世代が時代を担う役割を背負ったせいか、懐かしいパフォーマンスをもう一度楽しむことができたわけです。「Can we Talk」で女性のハートをメロメロに溶かしたTevin Campbellもステージに馳せ参じ、90年代前半に音楽にどっぷり浸かった世代としては、感極まれリでした。Michaelを振り返るともに、彼らの功績をなぞることができるとつくづくNYにいてよかったなぁ、と実感します。

↓ New Edition、ミレニアムに入って再結成しましたが、Bobbyが参加しなかったりで完全復活とはならず。
clip_20090630_05.JPG

 ショーではBeyonceの「Ave Maria」もCiaraの「Heal The world」など現代のDivaが代表してMichaelへの追悼の意を表しました。もちろん今年のBETアウォードでBest coraborationに輝いた司会のJamie FoxxはT-painをフィーチャーしただけでなく西海岸を代表するラッパーSnoop Doggや、2008年9月に悲劇の飛行機事故から奇跡のカムバックを果たしたBlink 182のTravis Barkerが参戦するなど、豪華そのものです。圧巻のパフォーマンスは、今年39歳になるJay-z。ビジネスマンとして名を馳せるだけに、そのパフォーマンスは観衆に媚を売ることはもちろん、派手なアクションもチェーンも必要ありません。披露した曲が9月11日発売の「Blue Print3」からのファースト・カットであることも、彼らしい。オートチューンというボーカルにエフェクトをかける機械がありますが、猫も杓子も使用していることに嫌気をさしたのか満を辞して「Death Of Autotune」をドロップします。個人的に今年のBETアウォードでの今年の目玉は・・・・Maxwellのライブでした。Maxwellと言えばNew Classic SoulのSteamyな音がフロアを埋め尽くし始めた1996年、彼の声はのけぞるようなエレガンスを湛えていたためR&Bファンではない女性のソウルまでさらっていましたっけねぇ・・・。当時はベッドルームの必需品だったのではないでしょうか。そのMaxwell、2001年のアルバム「Now」から8年の沈黙を破り、新作を引っ提げようやく復活を遂げるのですよ!!彼も36歳、アラフォーの一人として世界に新たな挑戦をいどみます。

↓Maxwellの不朽の名作。ちなみに彼はデビュー前、ユニオン・スクエアにあるCoffee Shopで働いてました。
clip_20090630_06.JPG
posted by mori at 20:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■The death of King of Pop

■The death of King of Pop

 みなさまご存知の通り、世界中で「King of pop」の称号で知られるマイケル・ジャクソン氏が6月25日夕方、心不全で倒れ50年の生涯に幕を閉じました。7月13日から50回にわたって人生最後のコンサートの幕を開く予定でしたが・・・・。ロイターやブルームバーグなどのヘッドラインに走った衝撃のヘッドラインを見て、BBGのチャットに悲報を伝えてくれる方もいらっしゃいましたね。新聞の一面は当然ながらマイケルの写真が掲げられていましたが、驚くべきことに本日のCNBCでもマイケルのニュースでもちきりでございました。あまりに突然の死はマンハッタンでも話題に。亡くなった当日にウォールストリートを歩いておりますと、黒人の20代と見られる女性が「Do you know Michael has just died!!??」と叫んでおりましたよ。ミッドタウンでも、マイケルの悲報を携帯に向かって語る黒人男性も見かけられ、あちらこちらで彼の突然の死を悼む声が聞かれました。日本では、なぜかフジレテレビが特番で追悼番組を放送したらしいですが、CNNでももちろん特番やってました。セレブ御用達の弁護士Mark Geragosは幼児虐待の一件で弁護士を担当してましたが、「彼は45歳だったが事件の重大性を全く認知できていなかった」と明かしつつ、彼の腕のなかでおいおい泣いてしまうくらい子供な人格だったと振り返っていました。そういえば、彼が大人のように長くスピーチする場面、見たことないですよね。コンサートが決まったときも、「This is it, I really mean it」だけでしたもんね、コメント。

↓新聞の1面も、もちろんマイケル。NYポスト紙は見開き3面を割いてました。
clip_20090630_03.JPG

 突然の死により、市場関係者の間を中心に注目されるのは公演オーガナイザーのAEGライブの行方でしょう。AEGライブは3億ポンドもの負債を抱え込む見通しだとか。50回ものコンサートを予定していたので、そりゃ億単位でしょうが・・・圧巻の金額ですね。ただ以前から体調不良が懸念されていたマイケルの50回に及ぶコンサートなだけに、AEGライブのランディ・フィリップCEOが3月に明かした通り保険を掛けていたんですって。マイケルへの前払い金を除き既に2000-3000万ドル注ぎ込んでいたそうですし、投資への用意が万端たったのでしょうか・・・。ちなみにマイケルのコンサート・チケット、75万枚も売れました。気になるチケットは50-75ポンド(83-124ドル)と相場の30ドルよりグッとお高め。VIPチケットはeBayで1.6万ポンドにも及んだんですって。マイケルの死によって幻と化したチケットは、チケットマスターなど販売ブローカー大手など正規の販売会社で購入した場合のみ、全額返金される予定です。

↓マイケルの死に涙ぐむ少女。私の周辺は意外に静かな反応でTextやFacebookでもそんなに大騒ぎしてませんでした。
clip_20090630_04.JPG
posted by mori at 20:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

■逆境のなかで、日本語を練習する

■逆境のなかで、日本語を練習する

 相変わらず不況を雄弁に物語るネタには、事欠かない日が続いております。金融市場こそ安定化の兆しが見え隠れしておりますが、周囲には暗い話ばかりで。ある日郵便ポストを空けると、大家が「アパート内での借り換えのご案内」と称したアップグレード・プランが提案してきたり。私、今でも忘れられません。2008年12月末に契約更改した際に、この不況のど真ん中で大家は値上げを断行したのですよ。思わず大家に電話を掛けてなぜ値上げするのか質問したところ、「今まで20年以上このアパートを担当してきたけど、こんな失礼な電話を受けたことがない!」と逆ギレされたんですよね。おまけに「借りたい人はいくらでもいるんだから、家賃が気に入らないなら出て行けばいい」とまでどやしつけられる始末で・・・。立地条件や管理人、洗濯機事情などから出て行く気はもともとなかったのですが、この時初めて引越しを考えましたよ。あれから6ヵ月。私が住むアパートには空室が続出していようです。

↓洗濯場があるアパートなので、引越ししたくないのですよねぇ。
clip_20090616_11.JPG

 マッサージ・サロンへ出かけましても、話題は寂しい限りです。マッサージ師の日本人女性はご家族でNYに住んでいらっしゃるそうですが不況の折も折、リムジンの運転手として勤務するお父様のお仕事が、日本企業が出張禁止令を多く出し始めたことから、めっきり少なくなったとか。仕方がないので、比較的需要が多いリムジン・バスのハンドルを握ったりしているそうです。そうかと思えばある日などは、TOEICの試験官を担当されたりも。あの手この手で、不況の荒波を掻い潜っているんです。ただちょっと勇気付けられるのは、このお父様が試験官を担当する数日前から、ノートに日本語の書き方を練習し始めたというエピソード。受験者の皆様に迷惑を掛けないよう、黒板に字を書くことを踏まえて練習していたんですって。たとえパートタイムの仕事でも、きちんと全うさせようという気持ちが違いますよね。こんなお父様なら、お嬢さんも思わず応援したくなることでしょう。マッサージ師の女性の声にも、心なしか暗さは感じられませんでした。

↓リムジン稼業も、やっぱり需要が急低下しているのですね。
clip_20090616_12.JPG
posted by mori at 11:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。